BK-IMMUNITY-03生物基礎 対策問題

生物基礎. ヒトの体の調節免疫の働き

抗原Aで免疫した動物の血清は抗原Aと強く反応したが、構造の大きく異なる抗原Bとはほとんど反応しなかった。この結果から確かめられる抗体の性質はどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

解き方

AとBの反応の違いに注目する。免疫に用いたAに対する反応だけが強いことが手掛かりである。

正解の根拠

「抗体は特定の抗原の構造と特異的に結合する」

抗原Aに対してつくられた抗体がAと強く結合し、異なるBにはほとんど結合しない結果は抗原抗体反応の特異性を示す。

誤答の理由

  • 「一種類の抗体はあらゆる抗原と同じ強さで結合する」:Bへの反応がほとんどないため、すべての抗原と同じ強さで結合するという説明は実験結果と逆である。
  • 「抗体は病原体を自ら取り込んで分解する細胞である」:抗体はタンパク質であり細胞ではない。取り込みを行う食細胞の働きと区別する。
  • 「血清に含まれる抗体は遺伝情報を長期保存するDNAである」:抗体はB細胞から分化した抗体産生細胞がつくるタンパク質であり、DNAではない。

覚えるポイント

抗体は特定の抗原に適合する構造をもち、抗原抗体反応には特異性がある。

共通テストでの解き方

免疫の比較実験は、「免疫に使った抗原」と「反応を調べた抗原」の組合せを表にして読む。

関連問題

BK-IMMUNITY-02BK-IMMUNITY-04