BK-PAST4-R6-OXYGEN-DISSOCIATION生物基礎 対策問題

生物基礎. ヒトの体の調節体内環境の維持の仕組み

肺胞では酸素濃度を100、二酸化炭素濃度が低い曲線を用い、組織では酸素濃度を30、二酸化炭素濃度が高い曲線を用いる。肺胞から組織へ移動する間に、全ヘモグロビンのうち組織へ酸素を放す割合はおよそ何%か。

BK-PAST4-R6-OXYGEN-DISSOCIATIONの問題図版
解答・解説を見る

正解: 1

解き方

肺胞と組織で使う曲線を先に確定します。肺胞では酸素濃度100、CO₂濃度が低い曲線から酸素ヘモグロビン約96%、組織では酸素濃度30、CO₂濃度が高い曲線から約30%と読みます。組織へ放した割合は『肺胞で結合していた割合-組織でまだ結合している割合』なので、96-30=約66%です。

正解の根拠

「約66%」

肺胞で酸素と結合している約96%のうち、組織到達後も約30%は結合したままです。したがって解離して組織へ渡された割合は約66%で、二つの読取値の差として正しく求めています。

誤答の理由

  • 「約30%」:約30%は組織でなお酸素と結合しているヘモグロビンの割合であり、放した割合ではありません。終点の値と変化量を混同しています。
  • 「約36%」:約36%は、組織でもCO₂濃度が低い曲線を誤って使い、96-約60とした場合の値です。組織ではCO₂濃度が高い曲線の約30%を読むため、正しくは96-30=約66%です。
  • 「約96%」:約96%は肺胞で酸素と結合している割合です。その全てを組織で放すわけではなく、組織でも約30%が結合したまま残るため、放出割合とは一致しません。

覚えるポイント

酸素解離曲線では、組織へ放す酸素の割合=肺での酸素ヘモグロビン割合-組織での酸素ヘモグロビン割合。CO₂濃度が高いと曲線は右方へ移り、同じ酸素濃度でも酸素を放しやすくなる。

共通テストでの解き方

グラフ計算は、求める量を式にしてから値を読みます。本問なら『放出=肺-組織』です。曲線が複数ある場合は、肺胞・組織それぞれの酸素濃度とCO₂条件に印を付け、別の曲線から値を読まないようにします。

関連問題

BK-PAST-R8-VEGETATION-TRANSECTBK-PAST4-R7-YEAST-MITOCHONDRIA