BK-PAST4-R8-BEAR-DIET生物基礎 対策問題

生物基礎. 生物の多様性と生態系生態系と生物の多様性

図4は、6月から10月までのクマの食物を糞の内容物から推定した割合である。動物性の食物に注目したとき、図から支持される季節変化として最も適切なものはどれか。

BK-PAST4-R8-BEAR-DIETの問題図版
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正解: 2

解き方

縦軸は糞の内容物から推定された食物の構成割合で、摂取した質量やエネルギー量そのものではありません。設問が指定する動物性食物のうち、昆虫類・サケ類・哺乳類などを時期順に追うと、7月前半〜8月後半では昆虫類が大きく、9月前半からサケ類が急増します。最後に植物性区分も残ることを確認し、『だけ』『完全に』という過剰表現を除きます。

正解の根拠

「7月前半〜8月後半は昆虫類の寄与が大きく、9月前半以降はサケ類の寄与が大きい」

該当期間の棒の内訳を時系列で追うと、夏は昆虫類、9月前半以降はサケ類の寄与が動物性食物の中で大きくなっています。図が示す季節変化を過不足なく表しています。

誤答の理由

  • 「サケ類の寄与は6月前半に最大となり、その後は一貫して減少する」:サケ類の寄与は6月前半に最大ではなく、9月前半以降に大きくなります。増減の時期も『その後一貫して減少』とは逆です。
  • 「6月から10月まで、動物性の食物では常に哺乳類の寄与が最大である」:動物性食物の最大区分は季節で変わり、夏は昆虫類、秋はサケ類が目立ちます。哺乳類が全期間つねに最大という一定の順位は図にありません。
  • 「9月以降は植物性の食物が完全に消え、サケ類だけを食べている」:9月以降も果実類などの植物性食物が棒グラフに残っています。サケ類の寄与が大きいことは、サケ類だけを食べることを意味しません。

覚えるポイント

雑食性動物の食性は、利用可能な餌資源の季節変化に応じて変わり得る。構成割合が最大の項目があっても他の項目が0になるとは限らず、割合だけから各食物の摂取総量も決められない。

共通テストでの解き方

積み上げ棒グラフは、対象区分を色や模様で固定し、時期ごとに面積・高さを追います。『最大』と『それだけ』を区別し、『常に』『完全に』『一貫して』を含む選択肢は全期間で例外がないか確認してください。

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