BK-PAST-R8-FUNGAL-CARBON生物基礎 対策問題

生物基礎. 生物の特徴生物とエネルギー

図2は、緑色個体と白色個体が葉の炭素を菌類から得た割合を示す。図から直接読み取れる内容として最も適切なものはどれか。

BK-PAST-R8-FUNGAL-CARBONの問題図版
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正解: 4

解き方

まず縦軸が示す量を確認します。ここで比べるのは葉に含まれる炭素の総量ではなく、そのうち菌類に由来する炭素の割合です。次に、緑色個体と白色個体について、芽生え期から果実成熟期までを別々に左から右へ追います。白色個体は全期間ほぼ100%、緑色個体は約85%から約20%へ低下しているので、この二つを同時に述べた選択肢を選びます。

正解の根拠

「白色個体は全生育段階でほぼ100%を菌類から得る一方、緑色個体では生育に伴ってその割合が低下する」

白色個体の値は四つの生育段階すべてでほぼ100%です。一方、緑色個体は芽生え期の約85%から果実成熟期の約20%まで段階的に低下しており、図の二つの系列を正確に要約しています。

誤答の理由

  • 「緑色個体では生育に伴って菌類から得る炭素の割合が増加する」:緑色個体の値は増加ではなく低下しています。生育して葉が発達するにつれ、自身の光合成に由来する炭素の割合が相対的に大きくなると考えられます。
  • 「白色個体は果実ができ始めると菌類から炭素を得なくなる」:白色個体は果実ができ始めた後もほぼ100%を維持しています。「果実ができ始める」という時期の変化と、菌類由来炭素の割合の変化を取り違えています。
  • 「果実成熟期の緑色個体も、葉の炭素をほぼ100%菌類から得る」:果実成熟期の緑色個体は約20%であり、ほぼ100%ではありません。白色個体の系列の値を緑色個体へ誤って当てはめた選択肢です。

覚えるポイント

割合のグラフでは、割合と総量を区別する。菌類由来の割合が低下しても、葉に含まれる菌類由来炭素の絶対量まで減ったとは限らない。

共通テストでの解き方

複数系列の時系列グラフは、①縦軸の定義、②各系列の初期値と最終値、③単調変化か横ばいか、の順にメモします。「割合」から「総量」まで断定する選択肢は、図だけでいえる範囲を越えていないか必ず点検しましょう。

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