BK-SIGNAL-04|生物基礎 対策問題
同じ器官の応答を調べると、神経刺激では0.02秒後に始まり刺激停止後0.1秒でほぼ消失した。ホルモン投与では30秒後に始まり20分間続いた。この資料から最も適切にいえることはどれか。
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正解: 4
解き方
問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、開始までの時間と刺激停止後の持続時間を分けて数値比較し、この実験では神経性応答が速く短く、ホルモン性応答が遅く長いと読むという手順で判定する。
正解の根拠
「この実験では神経性の応答は速く短く、ホルモン性の応答は遅く長かった」
神経刺激は0.02秒後に始まり停止後0.1秒でほぼ消え、ホルモン投与は30秒後に始まり20分続くので、資料を過不足なく表す。
誤答の理由
- 「開始時間の差は刺激量によって決まり、二つの情報伝達系の性質は同じである」:開始時刻と持続時間の明確な差が示されており、それを刺激量だけの差と決めたり、二つの伝達系の性質が同じと結論したりする根拠はない。
- 「ホルモン応答が長いのは、標的細胞に受容体がなく情報を停止できないためである」:ホルモンは標的細胞の受容体に結合して作用するため、長く続くことを『受容体がない』ためとは説明できない。
- 「一つの器官の結果から、神経系と内分泌系は同じ器官で協調しないといえる」:同じ器官で時間経過が異なることは示せるが、一器官の結果から神経系と内分泌系が協調しないとは判断できない。
覚えるポイント
必ず覚える:開始までの時間と刺激停止後の持続時間を分けて数値比較し、この実験では神経性応答が速く短く、ホルモン性応答が遅く長いと読む。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。
共通テストでの解き方
共通テストの注意:本問から直接言えるのは測定した系での傾向であり、全ての神経・ホルモン作用へ例外なく一般化しない。