BK-X4-PROTEIN-05生物基礎 対策問題

生物基礎. 生物の特徴遺伝情報とタンパク質の合成

ある酵素の反応速度を20℃と30℃で測定した後、60℃で10分間処理して30℃に戻した。30℃に戻しても反応速度はほとんど回復しなかった。最も適切な推論はどれか。

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正解: 3

解き方

「高温時に速度が下がった」だけでなく、「適温へ戻しても回復しない」ことを重視する。

正解の根拠

「高温処理で酵素の立体構造が変化し、活性を失った可能性がある」

酵素はタンパク質であり、高温で立体構造が崩れると活性部位の形も変わる。温度を戻しても回復しない結果と合う。

誤答の理由

  • 「60℃で酵素が増殖しすぎた」:酵素はタンパク質であり、細胞のように自己増殖するものではない。
  • 「温度を戻せば、変性した酵素は必ずすぐ元に戻る」:タンパク質の変性は不可逆的な場合があり、本問でも実際に回復していない。
  • 「反応速度の低下は酵素のDNAがなくなったことだけで説明できる」:実験は酵素の反応速度を測定したもので、DNA消失は測定していない。酵素分子自体にDNAがあるわけでもない。

覚えるポイント

酵素の働きは温度やpHに影響され、高温でタンパク質の立体構造が変化すると活性が低下することがある。

共通テストでの解き方

温度実験は、変化中の速度だけでなく、元の温度へ戻した後に回復するかで、一時的影響と変性を分ける。

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