BI-FND-EVO-ORIGIN-03|生物 対策問題
酸素がほとんどない古い地層では嫌気的に生育する微生物の痕跡が多く、その後の酸素が増えた地層では酸素を利用する微生物の痕跡が増えていた。この資料から最も適切にいえることはどれか。
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正解: 1
解き方
地層ごとの酸素条件と微生物の痕跡を対応させ、資料が示す関連と、資料だけでは断定できないことを分ける。
正解の根拠
「酸素環境の変化と、異なる代謝を行う微生物の割合の変化が関連した可能性がある」
酸素が増えた地層で酸素を利用する微生物の痕跡が増えており、環境変化と生物相の変化の関連が示される。
誤答の理由
- 「酸素の増加によって、嫌気的に生育する微生物が直ちにすべて絶滅した」:資料は嫌気性微生物の痕跡が減ったことを示すだけで、全個体・全系統が直ちに絶滅したとは示していない。
- 「酸素を利用する微生物が酸素をつくったことだけが、この変化の原因である」:酸素を利用することと酸素を発生させることは別であり、資料から酸素増加の原因を一つに限定できない。
- 「二つの地層で微生物の割合が異なるため、地層の年代は同じである」:古い地層とその後の地層を比較しているため、年代が同じという説明は資料に反する。
覚えるポイント
地球環境の変化は、利用できる代謝の違いを通して生物の繁栄や衰退に影響し得る。
共通テストでの解き方
地層資料では、年代、環境条件、生物の痕跡を同じ列で対応させ、相関から原因を断定しすぎない。