BI-X3-BEHAVIOR-04|生物 対策問題
警戒音を出した個体の生存率は下がるが、近縁個体の生存率が大きく上がった。行動が進化し得る説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 4
解き方
行為者の生存コストと近縁個体の利益を、血縁度で重み付けした包括適応度で評価する。
正解の根拠
「血縁者を通じた包括適応度の増加がコストを上回り得る」
血縁者の繁殖・生存利益×血縁度が行為者の損失を上回れば、警戒行動形質は選択され得る。
誤答の理由
- 「個体の直接利益がなければ行動は絶対に進化しない」:直接利益が負でも間接適応度を含む包括適応度が正なら進化可能である。
- 「警戒音は遺伝と無関係なので選択されない」:行動傾向に遺伝的変異があれば選択対象になり得て、『無関係』とは限らない。
- 「近縁度は適応度に影響しない」:近縁度が高いほど共有対立遺伝子を通じた間接利益が大きくなる。
覚えるポイント
血縁選択はハミルトン則rB>Cで考え、包括適応度は直接適応度と間接適応度を含む。
共通テストでの解き方
利他的に見える行動では、受益者数・利益・血縁度と行為者コストを分けて読む。