BI-X4-BIOTECH-04|生物 対策問題
遺伝子導入植物が害虫に強かった。導入遺伝子の効果を検証する対照として最も適切なものはどれか。
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正解: 1
解き方
害虫抵抗性に対する導入遺伝子の効果だけを調べるため、遺伝的背景、組織培養・導入操作、栽培環境、害虫曝露をそろえ、目的遺伝子の有無だけを変える。
正解の根拠
「同じ操作を行い導入遺伝子だけを欠く植物を同条件で育てる」
同じ導入操作を受け、目的遺伝子だけを欠く空ベクター対照なら、操作そのものの影響を差し引いて目的遺伝子の効果を比較できる。複数個体・反復区も必要である。
誤答の理由
- 「別種植物を別温度で育てる」:別種かつ別温度では遺伝的背景と環境の二つ以上が同時に異なり、抵抗性差が導入遺伝子によるのか判別できない。
- 「導入植物だけを一個体観察する」:導入植物一個体だけでは自然な個体差、偶然、挿入位置の効果を評価できず、目的遺伝子の一般的効果を検証できない。
- 「害虫を与えない導入植物だけを測る」:害虫を与えなければ抵抗性という表現型が現れる条件を作れず、目的遺伝子あり・なしの被害差を比較できない。
覚えるポイント
遺伝子機能の検証では、目的変数以外をそろえた陰性対照、独立な生物学的反復、同じ評価条件が必要である。遺伝子導入では空ベクター対照が重要になる。
共通テストでの解き方
選択肢ごとに異なる条件を数え、『目的遺伝子の有無だけが違うか』『結果を評価できる刺激があるか』『反復があるか』を確認する。