KZ-R6TB-01|公共・倫理 対策問題
図は、意図と危害の有無が異なる四つの場面の行為に対する道徳的評価(1=許されない〜7=許される)の平均得点を、テロリスト・犯罪者・一般市民の別に示す。図から読み取れる記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 3
正解
「意図あり・危害なし」の場面では、犯罪者と一般市民の平均得点が2点前後と低いのに対し、テロリストの平均得点は4点前後と相対的に高い
この問題のポイント
4場面×3群の棒グラフを正確に対応付ける。意図と結果が食い違う二つの場面で、群の間の差がどう現れるかが核心である。
解説
図は、意図(危害を加えるつもり)と結果(実際の危害)の組合せが異なる四つの場面について、行為が許されるか(1=許されない〜7=許される)の平均得点を三つの群で比べたものである。
「意図なし・危害なし」では3群とも5〜6点前後と高く、「意図あり・危害あり」では3群とも2点前後以下と低い。意図も結果も同じ方向の場面では、群による差は小さい。
差が現れるのは意図と結果が食い違う場面である。「意図あり・危害なし」では、一般市民と犯罪者が2点前後と厳しく評価するのに対し、テロリストは4点前後と相対的に寛容である。
逆に「意図なし・危害あり」では、一般市民と犯罪者が4点前後なのに対し、テロリストは2点前後と厳しく評価する。テロリストの判断は意図より結果の有無に強く依存していることが読み取れる。
ひっかけポイント
テロリストが寛容なのは「意図あり・危害なし」、厳しいのは「意図なし・危害あり」で、この2場面の取り違えが定番。棒の高さを場面ごとに丁寧に対応させる。
選択肢の確認
①「「意図あり・危害あり」の場面では、一般市民の平均得点が三つの群の中で最も高い」
❌ 誤り。
意図あり・危害ありの場面で一般市民の得点は3群の中で最も低い水準にある。最も高いという読みは逆である。
②「「意図なし・危害あり」の場面では、テロリストの平均得点が犯罪者や一般市民よりも高い」
❌ 誤り。
意図なし・危害ありの場面では、テロリストは2点前後で、4点前後の犯罪者・一般市民より低い。高いという読みは逆である。
③「「意図あり・危害なし」の場面では、犯罪者と一般市民の平均得点が2点前後と低いのに対し、テロリストの平均得点は4点前後と相対的に高い」
✅ 正しい。
正解。意図あり・危害なしの場面で犯罪者と一般市民は2点前後と低く、テロリストは4点前後と相対的に高い。図の棒の高さと一致する。
④「「意図なし・危害なし」の場面では、三つの群のいずれも平均得点が2点を下回っている」
❌ 誤り。
意図なし・危害なしの場面では3群とも5〜6点前後と高い。2点を下回るという読みは誤り。
覚えるポイント
- 意図と結果が一致する場面では3群の差は小さい
- 意図あり・危害なしをテロリストは寛容に評価
- テロリストの評価は結果の有無に強く依存
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。