KZ-R7H-01|公共・倫理 対策問題
表1は性別役割意識に関する二つの調査項目への肯定的な回答割合を年代別・男女別に示す。表1から読み取れる記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 4
正解
「共働きでも男性は家庭よりも仕事を優先するべきだ」への肯定的な回答割合は、女性では20代の14.5%から60代の28.0%へと、年代が上がるほど高くなっている
この問題のポイント
二つの調査項目で年代による傾向が異なることを見抜けるかを問う。項目ごと・性別ごとに数値の並びを確認するのが基本である。
解説
「共働きでも男性は家庭よりも仕事を優先するべきだ」への肯定的な回答割合を女性についてみると、20代14.5%、30代17.7%、40代23.3%、50代24.7%、60代28.0%と、年代が上がるほど高くなっている。
男性は20代26.2%から60代31.2%へとおおむね高い水準にあり、最高は50代の32.2%である。どの年代でも男性の割合が女性を上回る点も確認できる。
一方、「同程度の実力なら、まず男性から昇進させたり管理職に登用するものだ」への肯定は、男性では20代20.4%・30代20.7%に対し50代15.7%・60代15.8%と、むしろ若い年代の方が高い傾向を示す。
項目によって年代の傾向が異なることが、この表を読み取る際の最大の注意点である。
ひっかけポイント
二つの項目で年代の傾向が逆になっている。左の項目の「年代が上がるほど高い」を右の項目にも当てはめさせる選択肢が定番。項目ごとに数字を確認する。
選択肢の確認
①「「同程度の実力なら、まず男性から昇進させたり管理職に登用するものだ」への肯定的な回答割合は、男性では年代が上がるほど高くなっている」
❌ 誤り。
昇進の項目の男性は20代20.4%、30代20.7%、40代17.6%、50代15.7%、60代15.8%であり、年代が上がるほど高いのではなく、むしろ若い年代の方が高い。
②「どちらの調査項目でも、すべての年代で女性の肯定的な回答割合が男性を上回っている」
❌ 誤り。
両項目とも、すべての年代で男性の割合が女性を上回っている。女性が上回るという記述は逆である。
③「「共働きでも男性は家庭よりも仕事を優先するべきだ」への肯定的な回答割合が最も高いのは、男性20代である」
❌ 誤り。
仕事優先の項目で最も高いのは男性50代の32.2%であり、男性20代(26.2%)ではない。
④「「共働きでも男性は家庭よりも仕事を優先するべきだ」への肯定的な回答割合は、女性では20代の14.5%から60代の28.0%へと、年代が上がるほど高くなっている」
✅ 正しい。
正解。女性の肯定割合は20代14.5%、30代17.7%、40代23.3%、50代24.7%、60代28.0%と年代が上がるほど高く、表の数値と一致する。
覚えるポイント
- 仕事優先の項目は女性で年代が上がるほど肯定が高い
- 昇進の項目は男性で若い年代の方が肯定が高い
- どの年代でも男性の肯定割合が女性を上回る
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。