KZ-R8T-01公共・倫理 対策問題

共通テスト図版チャレンジ

表は2022年の雇用形態別・男女別の所得分布を示す。表から読み取れる記述として最も適切なものはどれか。

KZ-R8T-01の問題図版
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正解: 3

正解

割合が最も高い所得階級は、正規雇用者では男性が300〜399万円、女性が200〜299万円であり、非正規雇用者では男女とも200〜299万円である

この問題のポイント

所得分布の表から、列ごとに割合が最も高い階級(最頻の階級)を特定する。雇用形態の差と性別の差の両方を確認する。

解説

表の各列で割合が最も高い所得階級を探すと、正規雇用者の男性は300〜399万円の19.5%、正規雇用者の女性は200〜299万円の32.7%である。同じ正規雇用でも、女性の分布は男性より低い階級に寄っている。
非正規雇用者では、男性が200〜299万円の44.0%、女性も200〜299万円の49.5%と、男女とも200万円台に集中し、女性は100〜199万円も33.9%と高い。
高所得層をみると、1,000万円以上の割合は正規男性5.6%に対し正規女性0.8%であり、雇用形態の差に加えて性別による差も大きいことが読み取れる。
注記のとおり、この表は年間就業日数200日以上・週40〜44時間という条件をそろえて比較しており、働く時間の長さの違いでは説明できない格差が残ることを示している。

ひっかけポイント
最頻の所得階級は列ごとに異なる。正規男性の300万円台という答えを他の列に流用させたり、100万円台と300万円台の大小を入れ替えたりする選択肢に注意。

選択肢の確認

①「非正規雇用者の女性では、300〜399万円の割合が100〜199万円の割合よりも高い」
誤り。
非正規女性の300〜399万円は10.1%、100〜199万円は33.9%であり、大小関係が逆である。

②「正規雇用者の男性では、99万円以下の割合が最も高い」
誤り。
正規男性の99万円以下は0.3%で、全階級の中で最も低い。最頻階級は300〜399万円の19.5%である。

③「割合が最も高い所得階級は、正規雇用者では男性が300〜399万円、女性が200〜299万円であり、非正規雇用者では男女とも200〜299万円である」
正しい。
正解。最頻の所得階級は正規男性が300〜399万円(19.5%)、正規女性が200〜299万円(32.7%)、非正規は男女とも200〜299万円であり、表と一致する。

④「1,000万円以上の割合は、正規雇用者の女性の方が正規雇用者の男性よりも高い」
誤り。
1,000万円以上は正規男性5.6%、正規女性0.8%であり、女性の方が高いという読みは逆である。

覚えるポイント

  • 正規男性の最頻階級は300万円台、正規女性は200万円台
  • 非正規は男女とも200万円台以下に集中
  • 就業時間の条件をそろえても雇用形態・性別の差が残る

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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