KZ-R7H-06公共・倫理 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 本試験

表1は「時間のゆとりの有無」を年齢別に示し、各年齢層の上段は2018年調査、下段は2022年調査の結果である。表1から読み取れる記述として最も適切なものはどれか。

KZ-R7H-06の問題図版
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正解: 3

正解

「ゆとりがある」の割合は両調査とも70歳以上が最も高いが、どの年齢層でも2018年調査より2022年調査の方が低くなっている

この問題のポイント

年齢層による水準の差と、二つの調査年の間での変化という二つの軸を分けて読み取る。上段・下段の対応を取り違えないことが基本である。

解説

表1の「ゆとりがある」の割合は、2018年調査では70歳以上が85.2%で最も高く、60歳代73.7%、18〜29歳65.9%と続く。2022年調査でも70歳以上が75.4%で最も高い。
一方、どの年齢層でも下段の2022年調査の数値は上段の2018年調査より
低下
している。特に70歳以上は85.2%から75.4%へ約10ポイント、60歳代も73.7%から64.9%へ大きく下がった。
働き盛りの30歳代・40歳代は両調査とも5割前後と低く、2022年調査の40〜49歳では「ゆとりがない」49.1%が「ゆとりがある」48.1%を上回っている。
年齢層による水準の差と、調査年の間での全体的な低下という二つの軸を分けて読むことが、この表のポイントである。

ひっかけポイント
「最も高い年齢層はどこか」と「2018年から2022年でどう変化したか」を混ぜた選択肢が定番。上段・下段の対応を取り違えないよう注意。

選択肢の確認

①「40〜49歳では、2022年調査で「ゆとりがある」の割合が「ゆとりがない」の割合を上回っている」
誤り。
40〜49歳の2022年調査は「ゆとりがある」48.1%、「ゆとりがない」49.1%であり、上回っているという読みは逆である。

②「「ゆとりがある」の割合は、すべての年齢層で2018年調査より2022年調査の方が高くなっている」
誤り。
すべての年齢層で2022年調査は2018年調査より低下しており、高くなっているという記述は逆である。

③「「ゆとりがある」の割合は両調査とも70歳以上が最も高いが、どの年齢層でも2018年調査より2022年調査の方が低くなっている」
正しい。
正解。「ゆとりがある」は2018年調査85.2%・2022年調査75.4%の70歳以上が両調査とも最高で、全年齢層で2022年調査の方が低い。

④「2022年調査で「ゆとりがある」の割合が最も高いのは、18〜29歳である」
誤り。
2022年調査の最高は70歳以上の75.4%であり、18〜29歳(64.7%)ではない。

覚えるポイント

  • ゆとりがあるは両調査とも70歳以上が最高
  • 全年齢層で2022年調査は2018年調査より低下
  • 30〜40歳代はゆとりが5割前後と最も低い水準

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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