KZ-R8H-04|公共・倫理 対策問題
資料2は2024年末時点の国籍・地域別の在留資格別割合を帯グラフで示す。資料2から読み取れる記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 4
正解
韓国やブラジルでは「永住者・定住者」の割合が大きいのに対し、ベトナムやインドネシアでは「技能実習・特定技能」の割合が大きく、国籍・地域によって在留資格の構成は大きく異なる
この問題のポイント
帯グラフから、国籍・地域ごとの在留資格の構成の違いを読み取る。どの国でどの資格が大きな割合を占めるかの対応が判断の軸になる。
解説
資料2の帯グラフは、在留外国人がどのような在留資格で日本に暮らしているかを国籍・地域別に示している。
韓国やブラジルでは「永住者・定住者」の割合が大部分を占める。韓国には歴史的経緯をもつ特別永住者が、ブラジルには1990年の入管法改正以降に定住した日系人が多いことが背景にある。
一方、ベトナムやインドネシアでは「技能実習・特定技能」の割合が大きく、働き手として来日した人が中心であることがわかる。ネパールでは留学や家族滞在の割合も目立つ。
このように、同じ在留外国人でも国籍・地域によって来日の経緯や滞在の形は大きく異なり、一律にとらえられないことが資料2の核心である。なお在留外国人全体では永住者・定住者が最も大きな割合を占めるが、過半には達していない。
ひっかけポイント
特定の国で目立つ資格(ベトナムの技能実習など)を、全体や他の国に当てはめる選択肢が定番。帯グラフは国ごとに構成が全く異なる点を確認する。
選択肢の確認
①「すべての国籍・地域で、「留学」が最も大きな割合を占めている」
❌ 誤り。
留学がどの国でも最大という読みは帯グラフと合わない。韓国やブラジルでは永住者・定住者が大部分を占める。
②「在留外国人全体では、「技能実習・特定技能」が過半を占めている」
❌ 誤り。
在留外国人全体で技能実習・特定技能は過半に達していない。全体で最も大きな割合を占めるのは永住者・定住者である。
③「ブラジルでは、「技能実習・特定技能」の割合が最も大きい」
❌ 誤り。
ブラジルで最も大きいのは永住者・定住者である。1990年の入管法改正以降に定住した日系人が多いことが背景にある。
④「韓国やブラジルでは「永住者・定住者」の割合が大きいのに対し、ベトナムやインドネシアでは「技能実習・特定技能」の割合が大きく、国籍・地域によって在留資格の構成は大きく異なる」
✅ 正しい。
正解。韓国・ブラジルは永住者・定住者の割合が大きく、ベトナム・インドネシアは技能実習・特定技能の割合が大きい。帯グラフの構成の違いと一致する。
覚えるポイント
- 韓国・ブラジルは永住者・定住者の割合が大きい
- ベトナム・インドネシアは技能実習・特定技能が大きい
- 在留資格の構成は国籍・地域で大きく異なる
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。