KZ-R6HB-01|公共・倫理 対策問題
資料の実験では、後悔する人物の話を読んだ後悔群と、後悔を含まない話を読んだ非後悔群が、仮想レースへの出場の可否をグループで決定した。表から読み取れる記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 3
正解
必要な情報を要求したグループの割合と出場中止を決定したグループの割合は、いずれも後悔群の方が非後悔群よりも高い
この問題のポイント
実験結果の表を列ごとに比較し、群の間で差が大きい指標と小さい指標を区別する。件数と割合の違いにも注意する。
解説
表を列ごとに比べる。要求した情報の平均件数は後悔群2.97件、非後悔群2.86件で、後悔群がわずかに多い程度である。
差が際立つのは残りの2列である。必要な情報を要求したグループの割合は後悔群44.7%に対し非後悔群18.2%、出場中止を決定したグループの割合は後悔群39.5%に対し非後悔群15.2%と、いずれも後悔群の方が2倍以上高い。
つまり後悔群は、情報の件数そのものより、リスクを判断するために本当に必要な情報を選んで要求できており、その結果、正しい選択である出場中止に至りやすかった。
ただし後悔群でも中止を決定したのは39.5%と半数に満たず、他者の後悔に触れても適切な決定ができないグループの方が多い点も読み落とさないようにしたい。
ひっかけポイント
平均件数(ほぼ同じ)と必要な情報の要求割合(大差)の区別が核心。また39.5%を「半数以上」と言い換える選択肢に注意。
選択肢の確認
①「出場中止を決定したグループの割合は、非後悔群の方が後悔群よりも高い」
❌ 誤り。
出場中止の決定割合は後悔群39.5%、非後悔群15.2%で、非後悔群が高いという読みは逆である。
②「後悔群では、半数を超えるグループが出場中止を決定した」
❌ 誤り。
後悔群の出場中止決定は39.5%であり、半数を超えていない。
③「必要な情報を要求したグループの割合と出場中止を決定したグループの割合は、いずれも後悔群の方が非後悔群よりも高い」
✅ 正しい。
正解。必要な情報の要求割合は44.7%対18.2%、出場中止の決定割合は39.5%対15.2%で、いずれも後悔群が高い。
④「要求した情報の平均件数は、非後悔群の方が後悔群よりも多い」
❌ 誤り。
平均件数は後悔群2.97件、非後悔群2.86件で、非後悔群の方が多いという読みは逆である。
覚えるポイント
- 必要な情報の要求割合は後悔群44.7%対非後悔群18.2%
- 出場中止の決定割合も後悔群39.5%が非後悔群15.2%を上回る
- 平均件数の差はわずかで、要求した情報の質が結果を分けた
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。