KZ-R7HB-01|地理総合・地理探究 対策問題
図は、ある島の地点Pの雨温図である。この雨温図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

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正解: 2
正解
気温は一年中18〜25℃程度と温暖で年較差が小さく、降水は冬を中心にごくわずかしかないため、乾燥気候(ステップ気候)の地点と考えられる
この問題のポイント
雨温図から気温の水準・年較差と降水の量・季節配分を読み取り、気候区を判定する基本問題。
解説
雨温図の判読は、まず気温の水準と年較差、次に降水量の多少と季節配分の順に確認する。
図の気温は、1月でも18℃前後、7〜8月の最暖月でも25℃程度で、年較差が7℃ほどと小さい。海洋の影響を受ける低緯度寄りの地点の特徴である。また、気温が7〜8月に最も高くなることから、この地点は北半球にあるとわかる。
降水をみると、棒グラフはどの月も30mmに満たず、夏はほとんど無降水で、わずかな降水は冬に寄っている。年降水量は明らかに少なく、蒸発量が降水量を上回る乾燥気候にあたる。砂漠気候(BW)ほど極端ではなく、丈の短い草原が成立する程度の降水がある場合が**ステップ気候(BS)**である。
亜熱帯高圧帯の影響を受ける回帰線付近では、このように温暖でも極端に雨の少ない気候が広くみられる。
ひっかけポイント
「気温が高い月が7〜8月なら北半球」という基本を落とすと、南半球とする選択肢に引っかかる。降水量の軸(右側)と気温の軸(左側)の取り違えにも注意。
選択肢の確認
①「気温は6〜8月に最も低くなっており、南半球に位置する地点と考えられる」
❌ 誤り。
誤答理由: 図の気温は7〜8月に最も高く、6〜8月に低くなるという読みは逆である。最暖月が7〜8月なら北半球の地点である。
②「気温は一年中18〜25℃程度と温暖で年較差が小さく、降水は冬を中心にごくわずかしかないため、乾燥気候(ステップ気候)の地点と考えられる」
✅ 正しい。
正解。気温は18〜25℃で年較差が小さく、降水はどの月も30mmに満たず冬に寄る。温暖で少雨のステップ気候の型と一致する。
③「毎月200mm前後の降水がみられ、年中多雨の熱帯雨林気候の地点と考えられる」
❌ 誤り。
誤答理由: 図の降水の棒はどの月も30mm未満で、毎月200mm前後という読みは図と大きく矛盾する。熱帯雨林気候なら年中多雨のはずである。
④「最寒月の気温が氷点下まで下がっており、冷帯の地点と考えられる」
❌ 誤り。
誤答理由: 図の気温は最も低い月でも18℃前後あり、氷点下の月は存在しない。冷帯の条件(最寒月マイナス3℃未満)に該当しない。
覚えるポイント
- 雨温図は気温の年較差→最暖月の時期→降水の順に読む
- 最暖月が7〜8月なら北半球、1〜2月なら南半球
- 少雨で草原が成立する程度ならステップ気候(BS)
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。