KZ-R7T-08|地理総合・地理探究 対策問題
図は、中国・インド・J・K(JとKはフィリピンとロシアのいずれか)について、外国からの直接投資の受け入れ額と国外出稼ぎ労働者からの送金額(タとチのいずれか)を示す。図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

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正解: 1
正解
Kはチの額がタを大きく上回っており、多くの労働者が海外で働き母国へ送金するフィリピンと考えられる
この問題のポイント
直接投資と出稼ぎ送金という2種類の資金流入の構成比から、国の経済の型を判別する問題。
解説
発展途上国・新興国へ流入する資金には、外国企業が工場建設などのために投じる直接投資と、海外で働く自国民が家族に送る送金という2つの大きな経路がある。
図では、中国はタ(直接投資とみられる)が約1,400億ドルとチを大きく上回る。「世界の工場」として外国企業の投資を集めてきた中国の型である。インドはチ(送金とみられる)が約830億ドルとタを上回る。海外で働くインド人は世界最多級で、送金受取額は世界一である。
Kはチがタの数倍に達しており、看護師・船員・家事労働者などとして多くの国民が海外で働くフィリピンと判断できる。Jはタがチを上回っており、資源国として投資を受け入れる一方、出稼ぎ送金の受け取りが相対的に少ないロシアの型である。
どちらの資金が主かは、その国の労働力・産業構造の性格を映し出している。
ひっかけポイント
中国=投資受け入れ型、インド・フィリピン=送金受け取り型という対比が判別の軸。タとチのどちらが大きいかを国ごとに確認する。
選択肢の確認
①「Kはチの額がタを大きく上回っており、多くの労働者が海外で働き母国へ送金するフィリピンと考えられる」
✅ 正しい。
正解。Kはチがタの数倍に達しており、看護師や船員など多くの国民が海外で働き母国へ送金するフィリピンの型と一致する。
②「Kはタの額がチを大きく上回っており、直接投資の受け入れが中心の国である」
❌ 誤り。
誤答理由: Kの棒はチの方が明らかに長く、タが上回るという読みは図と逆である。直接投資中心の型はJ(ロシア)である。
③「中国はチの額がタの額を上回っている」
❌ 誤り。
誤答理由: 中国はタ(約1,400億ドル)がチを大きく上回っており、世界の工場として直接投資を集める型である。
④「インドはチの額が4か国の中で最も小さい」
❌ 誤り。
誤答理由: インドのチは約830億ドルと4か国で最大級であり、送金受取額は世界一とされる。最小という読みは逆である。
覚えるポイント
- 中国は直接投資の受け入れが送金を大きく上回る
- インドは送金受取額が世界一
- フィリピンは送金が直接投資を大きく上回る出稼ぎ大国
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
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- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。