SG5-013|地理総合・地理探究 対策問題
世界の言語の分類に関する説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
インドのヒンディー語やイランのペルシア語は、英語やフランス語と同じインド・ヨーロッパ語族に属する
この問題のポイント
語族という言語分類の枠組みを問う。インド・ヨーロッパ語族がヨーロッパだけでなく南アジア・西アジアにも広がることを知っているかが鍵。
解説
語族とは、共通の起源を持つと考えられる言語のまとまりである。
最も話者が多い語族の一つがインド・ヨーロッパ語族で、英語・フランス語・スペイン語などのヨーロッパ諸言語のほか、名前が示すとおりインドのヒンディー語やイランのペルシア語も含まれる。ヨーロッパから南アジアまで、一続きの系統として広がっている点が重要である。
この語族の内部は、英語やドイツ語のゲルマン系、フランス語・スペイン語・イタリア語のラテン系、ロシア語やポーランド語のスラブ系などに分かれる。
一方、ハンガリー語やフィンランド語はヨーロッパにありながらウラル語族に属する例外として頻出する。アラビア語はアフリカ・アジア語族(セム系)、中国語はシナ・チベット語族であり、それぞれ別系統である。
ひっかけポイント
ヨーロッパの国だから同じ語族とは限らない。ハンガリー語・フィンランド語(ウラル語族)は最頻出の例外。ヒンディー語・ペルシア語がインド・ヨーロッパ語族に入る点も盲点になりやすい。
選択肢の確認
①「インドのヒンディー語やイランのペルシア語は、英語やフランス語と同じインド・ヨーロッパ語族に属する」
✅ 正しい。
正解。インド・ヨーロッパ語族はヨーロッパから南アジアまで広がる語族で、ヒンディー語やペルシア語も英語・フランス語と同系統に属する。
②「ハンガリー語やフィンランド語は、インド・ヨーロッパ語族の代表的な言語である」
❌ 誤り。
誤答理由: ハンガリー語とフィンランド語はヨーロッパにありながらウラル語族に属する代表的な例外で、インド・ヨーロッパ語族ではない。
③「アラビア語は、英語と同じインド・ヨーロッパ語族に属する」
❌ 誤り。
誤答理由: アラビア語はアフリカ・アジア語族(セム系)に属し、インド・ヨーロッパ語族とは別系統である。
④「中国語は、ロシア語と同じスラブ系の言語である」
❌ 誤り。
誤答理由: 中国語はシナ・チベット語族に属する。ロシア語はインド・ヨーロッパ語族のスラブ系であり、両者は全く別の系統である。
覚えるポイント
- インド・ヨーロッパ語族はヨーロッパから南アジアまで分布
- 内部はゲルマン系・ラテン系・スラブ系などに区分
- ハンガリー語・フィンランド語はウラル語族の例外
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。