SG5-029地理総合・地理探究 対策問題

地理総合B 国際理解と国際協力(1) 生活文化の多様性と国際理解

シンガポールの民族と言語に関する説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

中華系・マレー系・インド系などから成る多民族国家で、英語を含む四つの公用語を定めている

この問題のポイント

多民族国家の典型例としてのシンガポールを問う。三つの民族集団と四つの公用語という構成を覚えているかが鍵。

解説

シンガポールはマレー半島の先端に位置する都市国家で、イギリス植民地時代に交易の拠点として発展する過程で、各地から移民が集まって形成された多民族国家である。
人口の約4分の3を中華系が占め、先住のマレー系、南インド出身のインド系(タミル系)がこれに続く。
公用語は
英語・中国語・マレー語・タミル語
の四つで、民族間の共通語としては、特定の民族の言語ではない英語が広く使われている。英語力を生かして国際金融や中継貿易の拠点として成長した。
宗教も仏教・イスラーム・ヒンドゥー教・キリスト教が併存し、政府は民族間の均衡と調和を重視する政策をとっている。多民族の共存を制度的に工夫している国の代表例として、スイスやカナダとともに頻出する。

ひっかけポイント
最大の民族集団はマレー系ではなく中華系。公用語を中国語のみとする選択肢や、民族数・言語数を減らす選択肢が定番のひっかけである。

選択肢の確認

①「民族ごとの文化の違いを禁止し、単一の文化への同化を進めている」
誤り。
誤答理由: シンガポールは民族間の均衡と調和を図る政策をとっており、単一文化への同化の強制ではなく多民族の共存を制度化している。

②「中華系・マレー系・インド系などから成る多民族国家で、英語を含む四つの公用語を定めている」
正しい。
正解。シンガポールは中華系約75%にマレー系・インド系が加わる多民族国家で、英語・中国語・マレー語・タミル語の四つを公用語としている。

③「マレー系住民が人口の9割を占める単一民族に近い国家である」
誤り。
誤答理由: 最大の民族集団はマレー系ではなく中華系(約4分の3)である。マレー系は先住だが少数派である。

④「公用語は中国語のみであり、他の言語の使用は認められていない」
誤り。
誤答理由: 公用語は中国語のみではなく、英語・中国語・マレー語・タミル語の四つで、民族間の共通語には英語が使われている。

覚えるポイント

  • 中華系約75%・マレー系・インド系の多民族国家
  • 公用語は英語・中国語・マレー語・タミル語の四つ
  • 共通語の英語を生かし国際金融・中継貿易で発展

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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