TK4-033地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(2) 資源、産業

米の生産と貿易についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

生産は中国とインドが二大国だが、生産の大部分が生産国内で消費されるため貿易に回る割合は小さい

この問題のポイント

米の生産上位国と、「自給的性格が強く貿易率が低い」という小麦との対照的な特徴を問う。

解説

の生産は中国が第1位、インドが第2位で、以下バングラデシュ・インドネシアなどが続き、世界の約9割がモンスーンアジアで生産される。
米の際立った特徴は、生産量に対して貿易に回る割合が小さい(1割程度)ことである。米は生産地域の主食であり、人口の多い生産国がそのまま消費国となるため、自給的性格が強い。この点で、生産量の2割以上が国際取引され「国際商品」と呼ばれる小麦と対照的である。
輸出はインドが第1位で、タイ・ベトナムが続く。ベトナムはドイモイ政策以降、メコンデルタの生産力を背景に輸出国へ成長した。
貿易量が少ないため、輸出国の不作や輸出規制が国際価格の急騰を招きやすいという不安定さも持つ。日本は原則として国内生産で自給しつつ、ミニマムアクセス米を輸入している。

ひっかけポイント
「米=貿易率が低い、小麦=国際商品」の対比が最頻出。生産1位の中国は輸出上位ではなく、輸出1位はインドという生産と輸出のずれに注意。

選択肢の確認

①「米は生産量のほとんどが国際市場で取引される典型的な貿易作物である」
誤り。
誤答理由: 生産量の大部分が国際取引されるという記述は誤りで、貿易率の高い国際商品は小麦の方である。

②「米の輸出はヨーロッパ諸国が上位を独占している」
誤り。
誤答理由: 米の輸出上位はインド・タイ・ベトナムなどアジアの国々で、ヨーロッパ諸国ではない。

③「生産は中国とインドが二大国だが、生産の大部分が生産国内で消費されるため貿易に回る割合は小さい」
正しい。
正解。米は中国・インドが二大生産国だが、主食として生産国内で消費されるため貿易に回るのは1割程度と少なく、自給的性格の強い作物である。

④「生産はアメリカとカナダが二大国で、新大陸が世界の米の中心である」
誤り。
誤答理由: アメリカ・カナダが二大国なのは小麦輸出などの構図で、米の生産はモンスーンアジアが約9割を占める。

覚えるポイント

  • 生産は中国・インドが二大国でアジアが約9割
  • 主食ゆえ自給的で貿易に回る割合が小さい
  • 輸出はインド・タイ・ベトナムが上位

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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