TK6-054地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(4) 人口、都市・村落

都市の機能による分類についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

キャンベラやブラジリアのように、首都機能を担うために計画的に建設された政治都市がある

この問題のポイント

都市を主要な機能で分類する見方と、計画的に建設された政治都市の代表例を知っているかを問う。

解説

都市はその中心的な機能によって分類できる。政治都市(行政の中心)、商業都市工業都市港湾都市、信仰の中心である宗教都市(メッカ、バラナシなど)、観光都市学術都市(オックスフォードなど)といった類型がある。
政治都市の代表が、首都として計画的に建設された都市である。

  • キャンベラ(オーストラリア): シドニーとメルボルンの首都争いを避け、両都市の間に建設
  • ブラジリア(ブラジル): 内陸開発を目的に1960年にリオデジャネイロから遷都。計画的な都市設計で世界遺産に登録
  • ワシントン(アメリカ合衆国)も計画首都である
    これらは経済の中心都市(シドニー、サンパウロ、ニューヨーク)と首都が一致しない例として頻出する。大都市の機能は実際には複合的であり、単一機能で割り切れない点にも注意したい。

ひっかけポイント
「首都=その国最大の都市」とは限らない。キャンベラ・ブラジリア・ワシントンは計画的に建設された政治都市で、経済の中心は別の都市である。

選択肢の確認

①「政治都市とは宗教的な巡礼の中心となる都市のことをいう」
誤り。
巡礼の中心となるのはメッカなどの宗教都市であり、政治都市の定義ではない。

②「キャンベラやブラジリアのように、首都機能を担うために計画的に建設された政治都市がある」
正しい。
正解。キャンベラとブラジリアはいずれも首都機能のために計画的に建設された政治都市の代表例である。

③「キャンベラは製鉄業を基盤に自然発生的に成長した工業都市である」
誤り。
キャンベラはシドニーとメルボルンの首都争いの妥協として建設された計画都市であり、製鉄業由来の工業都市ではない。

④「ブラジリアは大西洋岸に位置する港湾都市である」
誤り。
ブラジリアは内陸のブラジル高原に建設された都市であり、大西洋岸の港湾都市はリオデジャネイロなどである。

覚えるポイント

  • 都市は中心機能により政治・商業・工業都市などに分類
  • キャンベラ・ブラジリア・ワシントンは計画首都
  • 首都と経済の中心が異なる国の例として頻出

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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