TK8-023|地理総合・地理探究 対策問題
アメリカ合衆国の地形についての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
西部に険しいロッキー山脈、東部になだらかなアパラチア山脈があり、中央部をミシシッピ川が南流する
この問題のポイント
北アメリカの地形の東西対称の構造を問う。西=新期造山帯のロッキー、東=古期造山帯のアパラチアという対応が判断軸。
解説
アメリカ合衆国の地形は、西の険しい山脈・中央の平原・東のなだらかな山脈という明快な構造を持つ。
西部には、環太平洋造山帯に属する新期造山帯のロッキー山脈が連なり、標高4000メートル級の険しい山々が続く。太平洋岸にはシエラネヴァダ山脈・海岸山脈が並行し、サンアンドレアス断層があるカリフォルニアは地震も多い。
東部のアパラチア山脈は、古生代に形成された古期造山帯で、長い侵食を受けてなだらかである。周辺には炭田が分布し、かつての鉄鋼業を支えた。
両山脈に挟まれた中央平原を、ミシシッピ川が南流してメキシコ湾に注ぐ。流域は世界有数の農業地帯で、河口には鳥趾状三角州が発達する。ロッキー山脈東麓にはグレートプレーンズ、その東にプレーリーが広がる。
「西=新期・険しい、東=古期・なだらか」という対応は、南北アメリカに共通する骨格として最頻出である。
ひっかけポイント
ロッキーとアパラチアの東西・新旧の入れ替えが定番。ミシシッピ川はメキシコ湾に注ぐ点も確認しておく。
選択肢の確認
①「東部に険しいロッキー山脈、西部になだらかなアパラチア山脈がある」
❌ 誤り。
誤答理由: ロッキーとアパラチアの東西が逆。ロッキーは西部、アパラチアは東部に位置する。
②「国土の中央部には大きな河川は存在しない」
❌ 誤り。
誤答理由: 中央平原にはミシシッピ川という北アメリカ最大の河川が流れ、メキシコ湾に注いでいる。
③「アメリカ本土には山脈が全く存在しない」
❌ 誤り。
誤答理由: アメリカ本土にはロッキー・アパラチア・シエラネヴァダなど複数の山脈が存在する。
④「西部に険しいロッキー山脈、東部になだらかなアパラチア山脈があり、中央部をミシシッピ川が南流する」
✅ 正しい。
正解。西部に新期造山帯の険しいロッキー山脈、東部に古期造山帯のなだらかなアパラチア山脈、中央をミシシッピ川が南流する。
覚えるポイント
- 西=ロッキー(新期・険しい)、東=アパラチア(古期・なだらか)
- 中央平原をミシシッピ川が南流しメキシコ湾へ
- アパラチアは炭田、カリフォルニアは地震帯
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。