TK9-009|地理総合・地理探究 対策問題
地球の全周を約4万kmとするとき、同一経線上で緯度が10度離れた2地点間の距離として最も適切なものはどれか。
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正解: 3
正解
約1110km
この問題のポイント
地球の全周から緯度1度あたりの距離を導き、緯度差に応じた距離を計算できるかを問う。距離計算の基本の型である。
解説
経線は北極と南極を結ぶ半円で、同一経線に沿って地球を一周すると約4万kmである。円周を360度で割ると、緯度1度あたりの距離は約111km(4万km÷360度)となる。
したがって緯度差10度の2地点間の距離は、111km×10=約1110kmである。例えば北緯35度と北緯45度の地点は、同じ経線上ならおよそ1110km離れている。
この「1度=約111km」は、地図上での距離のあたりを付けるのに非常に便利で、共通テストでも緯度差から距離を概算させる問題が繰り返し出ている。
注意すべきは経度の方である。緯線に沿った経度1度あたりの距離は、赤道で約111kmだが高緯度ほど短くなる。緯線の円は高緯度ほど小さくなるからで、緯度60度では赤道のほぼ半分になる。「緯度差の距離は一定、経度差の距離は緯度による」と区別して覚える。
ひっかけポイント
桁の誤りを誘う選択肢が並ぶのが定番。1度=約111kmを基準に、10度なら10倍と落ち着いて計算する。
選択肢の確認
①「約555km」
❌ 誤り。
誤答理由: 約555kmは緯度5度分に相当する距離で、10度差の半分しかない計算になっている。
②「約4000km」
❌ 誤り。
誤答理由: 約4000kmは緯度約36度分に相当し、全周4万kmの10分の1と混同した値である。
③「約1110km」
✅ 正しい。
正解。地球全周約4万kmを360度で割ると緯度1度は約111kmであり、緯度差10度ではその10倍の約1110kmとなる。
④「約111km」
❌ 誤り。
誤答理由: 約111kmは緯度1度分の距離であり、10度分を求める問題では10倍し忘れている。
覚えるポイント
- 地球全周は約4万km、緯度1度は約111km
- 緯度差10度は約1110km
- 経度1度の距離は高緯度ほど短くなる
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。