TK9-068|地理総合・地理探究 対策問題
地形図中のある2地点間について、水平距離が500m、標高差が50mであった。この斜面の平均勾配として正しいものはどれか。
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正解: 2
正解
10分の1(10パーセント)
この問題のポイント
標高差と水平距離から勾配を計算できるかを問う。読図と計算を組み合わせた共通テストらしい実技的問題である。
解説
勾配は、標高差を水平距離で割って求める傾きの指標である。
- 勾配=標高差÷水平距離=50m÷500m=10分の1
これは水平に10m進むごとに1m登る傾きで、百分率で表せば10パーセントにあたる。
実際の読図問題では、この2つの数値を自分で求めるところから始まる。標高差は等高線(2万5千分の1なら主曲線10mごと)や標高点の数値から読み取り、水平距離は地図上の長さ×縮尺で計算する。例えば2万5千分の1の図上で2cmなら実距離500mである。この一連の流れ(縮尺計算→等高線読取→勾配計算)を1問に組み込むのが共通テストの典型的な出題である。
勾配の感覚も持っておくとよい。10パーセントは歩けば明確な登り坂、鉄道では急勾配の部類、道路標識でも急坂として表示される水準である。緩やかな扇状地はおおむね数十分の1程度の勾配である。
ひっかけポイント
標高差と水平距離のどちらを分子にするかの混同、百分率への換算ミスを誘う選択肢が並ぶ。「高さ÷水平」と固定して覚える。
選択肢の確認
①「50分の1(2パーセント)」
❌ 誤り。
誤答理由: 50分の1(2パーセント)は標高差10mに相当する値で、この設問の数値からは導かれない。
②「10分の1(10パーセント)」
✅ 正しい。
正解。勾配は標高差÷水平距離で求め、50m÷500m=10分の1、百分率では10パーセントとなる。
③「100分の1(1パーセント)」
❌ 誤り。
誤答理由: 100分の1(1パーセント)は標高差5mに相当する値で、桁の処理を誤っている。
④「5分の1(20パーセント)」
❌ 誤り。
誤答理由: 5分の1(20パーセント)は標高差100m、または水平距離250mの場合の値で、計算が2倍になっている。
覚えるポイント
- 勾配=標高差÷水平距離
- 50m÷500m=10分の1=10パーセント
- 水平距離は縮尺、標高差は等高線から求める
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。