TK9-042|地理総合・地理探究 対策問題
人口の8割以上を外国人労働者が占め、原油収入をもとに世界有数の高層ビル群をもつ都市を建設して観光・金融・航空の拠点へと産業を多角化させている、7つの首長国からなる連邦国家。この特徴に当てはまる国として最も適切なものはどれか。
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正解: 2
正解
アラブ首長国連邦
この問題のポイント
人口構成の特異性(外国人が多数)と国家形態から西アジアの産油国を判別する。「7つの首長国の連邦」という国家の形が決め手。
解説
アラブ首長国連邦はアブダビ・ドバイなど7つの首長国からなる連邦国家で、この国家形態の記述だけで確定できる。
人口構成が際立って特異で、南アジアや東南アジアから来た外国人労働者が人口の8割以上を占め、自国民は少数派である。建設業やサービス業を支える出稼ぎ労働者の存在は、ペルシア湾岸産油国に共通する特徴だが、その比率は同国が最も高い水準にある。
ドバイは石油に依存しない発展を目指した産業多角化の代表例で、世界一の高層ビルや人工島を建設し、観光・金融・中継貿易・ハブ空港の機能を集積させた。「脱石油」戦略の成功例として共通テストの資料問題でも取り上げられやすい。
消去の確認として、サウジアラビアは人口約3600万で自国民が多数派。カタール・クウェートも外国人比率が高い産油国だが、いずれも連邦国家ではない。
ひっかけポイント
湾岸産油国はどれも高所得・外国人労働者という共通点をもつ。「7つの首長国」「ドバイ」という固有の記述を探して判別する。
選択肢の確認
①「クウェート」
❌ 誤り。
誤答理由: クウェートも外国人労働者の多い産油国だが、単一の首長国であり連邦国家ではない。
②「アラブ首長国連邦」
✅ 正しい。
正解。アブダビ・ドバイなど7つの首長国からなる連邦で、人口の8割以上が外国人労働者、ドバイの観光・金融開発が特徴なのはアラブ首長国連邦である。
③「サウジアラビア」
❌ 誤り。
誤答理由: サウジアラビアは王国であり連邦ではなく、人口約3600万のうち自国民が多数を占める。
④「カタール」
❌ 誤り。
誤答理由: カタールも外国人比率の高い産油・産ガス国だが、単一の首長国であり7つの首長国の連邦ではない。
覚えるポイント
- アラブ首長国連邦は7首長国の連邦(アブダビ・ドバイ)
- 人口の8割以上が外国人労働者
- ドバイは観光・金融への産業多角化の代表例
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。