TK9-063|地理総合・地理探究 対策問題
地形図上の等高線の間隔と土地の傾斜の関係についての説明として正しいものはどれか。
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正解: 3
正解
等高線の間隔が狭いところは傾斜が急で、広いところは傾斜が緩やかである
この問題のポイント
等高線の密度から傾斜を読み取るという読図の最も基本的な原理を問う。
解説
等高線は一定の標高差ごとに引かれるから、同じ標高差を短い水平距離で稼ぐ場所ほど等高線が密集する。つまり、
- 間隔が狭い(密)→ 傾斜が急
- 間隔が広い(疎)→ 傾斜が緩やか
という対応になる。山地の斜面では等高線が詰まり、平野や台地の上面ではまばらになる。
この原理は多くの応用問題の土台である。例えば、扇状地では扇頂から扇端に向かって等高線の間隔が広がっていく。河岸段丘では、平坦な段丘面で間隔が広く、段丘崖で急に密になる。ハイキングコースの断面図を選ばせる問題も、等高線の密度の変化を読み取って解く。
また、等高線の間隔と縮尺を組み合わせれば傾斜の程度を計算できる。水平距離500mで標高差50mなら勾配は10分の1、といった計算問題に発展する。
土地利用や標高の高さそのものは等高線の間隔を決めないので、他の選択肢は誤りである。
ひっかけポイント
密=急、疎=緩の対応を逆にした選択肢が必ず作られる。「同じ高さを狭い幅で登るから急」と理屈で覚えれば迷わない。
選択肢の確認
①「等高線の間隔は傾斜とは無関係で、土地利用によって決まる」
❌ 誤り。
誤答理由: 等高線の間隔は地形の傾斜によって決まるのであり、土地利用が等高線の形を決めるわけではない。
②「等高線の間隔は標高が高いほど自動的に狭くなる」
❌ 誤り。
誤答理由: 等高線の間隔は傾斜で決まり、標高の高さそのものでは決まらない。高い山でも緩やかな場所では間隔は広い。
③「等高線の間隔が狭いところは傾斜が急で、広いところは傾斜が緩やかである」
✅ 正しい。
正解。等高線は一定の標高差ごとに引かれるため、同じ標高差を短い水平距離で登る急斜面ほど間隔が狭く、緩斜面ほど広くなる。
④「等高線の間隔が狭いところは傾斜が緩やかで、広いところは傾斜が急である」
❌ 誤り。
誤答理由: 対応が逆。間隔が狭いのは水平距離あたりの標高変化が大きい急斜面であり、広いところが緩やかである。
覚えるポイント
- 等高線が密なら急傾斜、疎なら緩傾斜
- 断面図の選択問題は等高線の密度変化で解く
- 傾斜=標高差÷水平距離で計算できる
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。