JH-A1-04歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(1) 黎明期の日本列島と歴史的環境

古墳時代に渡来人が日本列島へ伝えたものとして最も適切な組合せはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正解

須恵器の生産技術・機織り・漢字や儒教

背景・因果

朝鮮半島からの渡来人は、硬質で灰色の須恵器、機織り、乗馬の風習、漢字・儒教などを伝えた。6世紀には百済から仏教が公伝した。ヤマト政権は渡来人を品部などに組織して技術を利用した。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「須恵器の生産技術・機織り・漢字や儒教」。渡来人は窯を使う須恵器、養蚕・機織り、漢字・儒教などの大陸文化と技術を伝え、ヤマト政権に組織された。古墳時代の技術革新との対応が正しい。

  • 混同防止「土偶の製作技術・打製石器」:土偶は縄文時代を代表する祭祀遺物で、打製石器は旧石器時代から使用された。古墳時代の渡来人が新たに伝えた技術の組合せではない。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「鉄砲・キリスト教」
鉄砲は1543年に種子島へ、キリスト教は1549年にザビエルによって伝来した。いずれも古墳時代ではなく16世紀のヨーロッパ人との接触である。

② ❌ 誤答「青銅器のみで、文字は伝えられなかった」
渡来人は青銅器だけでなく須恵器・機織りなど多様な技術を伝え、漢字や儒教の受容にも関わった。文字が伝わらなかったという部分が誤りである。

③ ✅ 正解「須恵器の生産技術・機織り・漢字や儒教」
渡来人は窯を使う須恵器、養蚕・機織り、漢字・儒教などの大陸文化と技術を伝え、ヤマト政権に組織された。古墳時代の技術革新との対応が正しい。

④ ❌ 誤答「土偶の製作技術・打製石器」
土偶は縄文時代を代表する祭祀遺物で、打製石器は旧石器時代から使用された。古墳時代の渡来人が新たに伝えた技術の組合せではない。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

JH-A1-03JH-A1-05