JT2-C07歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

1669年のシャクシャインの戦いについて述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

不利な交易への不満からアイヌが蜂起したが、松前藩に鎮圧された

背景・因果

交易レートの悪化などへの不満から、シャクシャインを中心に全蝦夷地規模でアイヌが蜂起したが、松前藩は謀略も用いて鎮圧した。以後アイヌの従属は深まり、場所請負制下で使役されるようになる。

覚えるポイント

コシャマインの戦い(1457年・中世)との時代の区別が最頻出。「交易の不平等→蜂起→従属深化」という因果で説明できるように。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「アイヌが勝利し交易条件が改善された」
蜂起は松前藩に鎮圧され、アイヌ側が勝利して有利な交易条件を得たのではない。以後、松前藩の支配はさらに強まった。

② ✅ 正解「不利な交易への不満からアイヌが蜂起したが、松前藩に鎮圧された」
シャクシャインの戦いは不利な交易条件などへの不満を背景に1669年に起こったアイヌの大規模蜂起で、松前藩が和睦を装って指導者を殺害し鎮圧した。

③ ❌ 誤答「アイヌどうしの内紛に藩が関与しなかった事件」
アイヌ集団間の対立を契機の一つとしたが、戦いは松前藩の交易支配に対する蜂起へ拡大した。藩が関与しなかった内紛だけではない。

④ ❌ 誤答「ロシアとアイヌの戦争」
交戦相手はアイヌと松前藩で、ロシアとの戦争ではない。ロシアの南下が本格的な問題となるのは18世紀後半以降である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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