JT3-A13歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(3) 古代の国家・社会の展開と画期

663年の白村江の戦いの敗北後に倭国がとった対応として正しいものはどれか。

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正解: 2

正解

水城や朝鮮式山城を築いて防衛を固めた

背景・因果

百済復興を支援した倭国軍は663年、白村江で唐・新羅連合軍に大敗した。唐の侵攻に備えて九州に水城や大野城などの朝鮮式山城を築き、防人と烽を置き、都も内陸の近江大津宮へ移して国防体制を整えた。

覚えるポイント

「敗戦→国防強化→国内改革の加速(庚午年籍など)」という流れが画期として問われる。天智天皇(中大兄皇子)の即位とセットで整理。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「九州を放棄して東国へ都を移した」
九州を放棄せず防人・水城などで守り、都は東国ではなく内陸の近江大津宮へ移された。地域と対応の両方が誤る。

② ✅ 正解「水城や朝鮮式山城を築いて防衛を固めた」
白村江敗戦後、唐・新羅の侵攻に備えて大宰府前面に水城を築き、大野城など朝鮮式山城と防人を配置した。敗戦が国防と国家整備を促した。

③ ❌ 誤答「ただちに新羅へ大軍を再派遣した」
倭国は大敗後に新羅へ再遠征せず、北部九州・瀬戸内の防衛を優先した。直ちに大軍を送り返したという経過ではない。

④ ❌ 誤答「唐と軍事同盟を結んで高句麗を攻めた」
白村江では倭・百済復興軍が唐・新羅連合軍に敗れ、その直後に唐と同盟して高句麗を攻めていない。交戦相手との関係が逆である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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