JT3-A12|歴史総合・日本史探究 対策問題
645年に中大兄皇子と中臣鎌足らが蘇我蝦夷・入鹿を滅ぼした政変はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
乙巳の変
背景・因果
645年、中大兄皇子と中臣鎌足らは飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿を暗殺し、父の蝦夷も自害して蘇我本宗家は滅んだ(乙巳の変)。新政権は難波に遷り、「改新の詔」を出して公地公民などの方針を示したとされる(大化改新)。
覚えるポイント
「乙巳の変=クーデタそのもの」「大化改新=その後の一連の改革」と区別する出題が増えている。改新の詔の内容には後世の潤色があるとされる点も資料批判の題材。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「磐井の乱」
磐井の乱は527年、筑紫国造磐井が九州で起こした反乱である。645年の中央政変より一世紀以上前である。
② ❌ 誤答「承和の変」
承和の変は842年、恒貞親王が廃太子され伴健岑・橘逸勢らが処罰された事件である。藤原氏の他氏排斥に関わり、乙巳の変とは異なる。
③ ✅ 正解「乙巳の変」
645年、中大兄皇子・中臣鎌足らが蘇我入鹿を暗殺し蝦夷を自害させた政変が乙巳の変である。その後の制度改革を大化改新と呼ぶ。
④ ❌ 誤答「壬申の乱」
壬申の乱は672年、天智天皇没後に大海人皇子と大友皇子が争った皇位継承戦争である。蘇我氏打倒の政変ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。