RS2-039|歴史総合・日本史探究 対策問題
極東国際軍事裁判(東京裁判)について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
連合国が東条英機らA級戦犯を「平和に対する罪」などで裁いた
背景・因果
東京裁判(1946〜48年)では、連合国が東条英機ら28名をA級戦犯(平和に対する罪)として起訴し、7名が死刑となった。占領改革と並ぶ戦後処理の柱である。
覚えるポイント
「事後法による裁判」との批判や、昭和天皇が訴追されなかったことなど、裁判をめぐる論点自体が資料問題になる。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「連合国が東条英機らA級戦犯を「平和に対する罪」などで裁いた」
極東国際軍事裁判は1946〜48年、連合国が東条英機らを平和に対する罪などで裁いた。A級戦犯被告28人が起訴され、判決を受けた25人は全員有罪となった。
② ❌ 誤答「日本の裁判所が自主的に開いた裁判である」
裁判は連合国軍最高司令官の特別宣言に基づく国際軍事法廷で、日本の裁判所が自主的に設けたものではない。裁判官・検察官も連合国側から出た。
③ ❌ 誤答「被告は全員無罪となった」
病死・訴追免除を除き判決を受けた被告は全員有罪で、東条英機ら7人が死刑となった。全員無罪という説明は逆である。
④ ❌ 誤答「裁判は1930年代に行われた」
裁判は敗戦後の1946年に開廷し、1948年に判決が出た。満州事変・日中戦争期の1930年代に行われたのではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。