RS2-048|歴史総合・日本史探究 対策問題
1997年に採択された京都議定書の内容として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
先進国に温室効果ガスの削減目標を義務づけた
背景・因果
京都議定書(COP3・1997年)は、地球温暖化対策として先進国に温室効果ガス削減を義務づけた。環境問題が国際政治の主要議題となったことを示す。
覚えるポイント
公害(国内問題・1960〜70年代)から地球環境(国際問題・1990年代〜)へ、という課題のスケール変化で捉える。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「先進国に温室効果ガスの削減目標を義務づけた」
1997年のCOP3で採択された京都議定書は、先進国に温室効果ガス排出量の数値削減目標を課した。地球温暖化を国際協調で扱う枠組みである。
② ❌ 誤答「核兵器の全面禁止を定めた」
核兵器の全面的禁止を目指す核兵器禁止条約の採択は2017年で、京都議定書とは対象も年代も異なる。京都議定書は気候変動を扱う。
③ ❌ 誤答「自由貿易の推進を定めた」
自由貿易の国際ルールはGATTや1995年発足のWTOが扱う。京都議定書の目的は貿易自由化ではなく温室効果ガス削減である。
④ ❌ 誤答「宇宙開発の国際ルールを定めた」
宇宙利用の基本原則は1967年の宇宙条約などで定められた。京都議定書は宇宙開発でなく地球環境の国際合意である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。