KM-73情報Ⅰ 対策問題

共通テスト過去問チャレンジ

試作問題(参考問題) 第4問 問1 (実際の図) K市の高校生の花子さんは、「情報Ⅰ」の授業のデータ分析の課題「季節に関係のある商品のデータを探して、季節とその売り上げの関係性について調べなさい」について、暑い夏に売り上げの伸びそうなエアコンとアイスクリームの月別売上データを収集し分析しようと考えた。データは、2016年1月から2020年12月までの全国のエアコンの売上台数(単位は千台)とK市のアイスクリームの売上個数(単位は個)である。 花子さんは、これら二つの売上数の関係を調べるためにこのデータを、図1のようなグラフで表した。このグラフでは、横軸は期間を月ごとに表し、縦軸はエアコンの売上台数(単位は千台)とアイスクリームの売上個数(単位は個)を同じ場所に表している。破線はエアコン、実線はアイスクリームの売上数を表している。 図1のグラフを見て読み取れることとして最も適当なものを選べ。

KM-73の問題図版
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正解: 3

正答

3

問題の整理

2本の折れ線が重ねて描かれたグラフの読み取り問題です。読み取りの基本は3つ——(1) 山と谷の位置(いつ売れるか)、(2) 全体の傾向(増えているか減っているか)、(3) 軸の単位(何と何を比べてよいか)。特に(3)は、このグラフの最大の罠です。

解き方

正解の選択肢3を確かめます。毎年の山(ピーク)の位置を左から順に見ると、破線(エアコン)の山は6〜7月、実線(アイス)の山は7〜8月に来ています。つまりエアコンのピークの方が毎年少しだけ早い——これはグラフの5年分すべてで確認でき、正しい読み取りです。エアコンは「暑くなる前に備えて買う」、アイスは「暑い盛りに食べる」と考えると、この時間差は納得できます。

他の選択肢はグラフと矛盾します。アイスの売上は夏に増え冬に減る季節変動を繰り返しており、「毎月増加」ではありません。エアコンも年々のピークはほぼ同じ高さかむしろ増え気味で、「年々減少」は読み取れません。

そして選択肢4が最重要の引っかけです。2016年10月はエアコン336千台(=33万6千台)、アイス621。数字だけ見ると621の方が大きく見えますが、単位が違うものは大小を比べられません。同じ軸に描かれていても、単位の異なる2系列の上下関係には意味がない——複合グラフを読むときの鉄則です。

選択肢の確認

1.× アイスは夏に増え冬に減る季節変動を繰り返している。
2.× エアコンのピークは年々下がっていない。
3.○ 毎年、破線(エアコン)の山が実線(アイス)の山より少し早い。
4.× 千台と個で単位が異なり、大小の比較はできない。

ここだけは覚えよう

単位の違う2系列は大小を比べられない — 複合グラフは「山の位置」と「単位」を必ず確認。

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