NW-K31情報Ⅰ 対策問題

情報通信ネットワーク用語

電話のように通信の間ずっと1本の通信路を占有する方式を何というか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

回線交換方式(通信路の占有) を問う問題です。パケット交換方式との長所・短所の対比が最頻出です。

解説

回線交換方式は、通信を始める前に2者間をつなぐ通信路を確保し、通信が終わるまでその回線を2人だけで占有し続ける方式です。従来の固定電話がこの方式で、ダイヤルすると交換機が相手までの回線をつなぎ、通話中はその回線が2人専用になります。

長所は、回線を独占するため通信品質が安定し、途切れや遅延が起きにくいことです。短所は効率の悪さで、通話中は無言の時間でも回線を占有し続けるため、他の人はその回線を使えません。利用者の数だけ回線が必要になり、大人数の通信には向きません。

この短所を解決したのが、インターネットが採用したパケット交換方式です。データを小さなパケットに分割し、1本の回線をみんなで細切れに共有します。効率は良い一方、混雑すると遅延が起きやすいという性質があります。「占有で安定の回線交換、共有で効率のパケット交換」という長所・短所の交差を押さえましょう。

共通テストでは、両方式の説明や長所・短所を入れ替えた選択肢が定番です。「電話」「占有」と来たら回線交換、「分割」「共有」と来たらパケット交換、と即座に仕分けられるようにしておきましょう。

選択肢の確認

1.○ 通信の間ずっと通信路を占有するのは回線交換方式。従来の電話の方式。
2.× パケット交換方式はデータを分割し、回線を多数の通信で共有する方式。
3.× バケツリレーは正式な方式名ではなく、ルータがパケットを順に渡す様子の比喩。
4.× 放送方式という交換方式の分類は存在しない。

ここだけは覚えよう

回線交換=占有で安定、パケット交換=共有で効率 — 従来の電話は回線交換、インターネットはパケット交換。

関連問題

NW-K30NW-K32