NW-K27情報Ⅰ 対策問題

情報通信ネットワーク用語

TCPと対になる通信方式で、確認応答を省いて速さを優先するため、動画配信や通話に使われるプロトコルはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

UDP(速度優先の転送方式) を問う問題です。TCPとの性格の違いを用途と結びつけて覚えましょう。

解説

パケットを送り届ける役目のIPの上で、データの受け渡しを担うプロトコルにはTCPUDPの2つがあります。TCPは、パケットを送るたびに相手から受け取り確認(応答)をもらい、届かなかった分は再送します。これにより確実さが保証されるので、Webページ(1文字欠けても困る)やメール、ファイル転送に使われます。

一方UDPは、この確認と再送の手続きを省き、パケットを一方的に送り続けます。確認のやり取りがない分、速く・軽く通信でき、遅延が小さくなります。その代わり、途中でパケットが失われても関知しません。

では欠けてもよい通信とは何か。動画のライブ配信やビデオ通話です。これらは、一瞬の映像や音声が少し欠けるより、確認・再送のせいで映像が遅れたり止まったりする方が困ります。だからリアルタイム性が命の通信にはUDPが向くのです。

共通テストでは「確実性のTCP、速さのUDP」という性質の対比と、「動画配信・通話にはどちらが向くか、その理由はなぜか」という用途の判断が問われます。理由(確認を省くから速い、欠けより遅延が問題だから)まで言えるようにしておきましょう。

選択肢の確認

1.○ 確認応答を省いて速さを優先するのはUDP。ライブ配信・通話などリアルタイム通信向き。
2.× SMTPはメールを送信・転送するプロトコルで、TCPの上で動く。
3.× HTTPSはSSL/TLSで暗号化されたWeb通信のプロトコル。
4.× POPはメールをサーバから受信するプロトコル。

ここだけは覚えよう

確実のTCP、速さのUDP — 動画・通話は「欠けてもいいから遅れるな」でUDP。

関連問題

NW-K26NW-K28