NW-K32情報Ⅰ 対策問題

情報通信ネットワーク用語

ルータがパケットの宛先IPアドレスを見て、次にどの経路へ送るかを決める処理を何というか。

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正答

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この問題のポイント

ルーティング(経路選択) を問う問題です。ルータの働きを動詞にした用語、と考えると覚えやすいです。

解説

インターネットでは、パケットが宛先に届くまでに多数のルータを経由します。各ルータは、届いたパケットの宛先IPアドレスを見て、自分が持つ経路表(ルーティングテーブル)と照合し、「この宛先なら、次はあのルータへ渡せばよい」と判断して転送します。この経路を選択する処理ルーティングです。カーナビが目的地までの道順を選ぶことに例えられます。

ルーティングの優れた点は、経路が固定されていないことです。途中の回線が故障したり混雑したりしていれば、ルータは別の経路を選んでパケットを迂回させられます。ネットワークの一部が壊れても全体としては通信が続けられるというインターネットの強さは、パケット交換方式とルーティングの組み合わせによって実現されています。

紛らわしい「〜ング」系用語との区別も重要です。フィルタリング=条件に合う通信や情報だけを通す・遮る選別、レンダリング=データから画像・映像を描画する処理、サンプリング=アナログ信号を一定間隔で取り出す標本化。いずれも経路選択とは無関係です。

共通テストでは、「宛先IPアドレスを見て経路を決める処理」という定義の確認と、経路を柔軟に変えられることがネットワークの耐障害性につながる、という理解の両方が問われます。

選択肢の確認

1.○ 宛先IPアドレスから次の転送先(経路)を決める処理がルーティング。
2.× フィルタリングは条件に基づいて通信や情報を通す・遮る選別処理。
3.× レンダリングはデータをもとに画像や映像を描画する処理。
4.× サンプリングはアナログ信号を一定間隔で取り出す標本化のこと。

ここだけは覚えよう

ルーティング=宛先IPを見て経路を選ぶ — 障害時は別経路へ迂回できるからインターネットは壊れにくい。

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