NW-S18|情報Ⅰ 対策問題
送信者が「自分の秘密鍵」で署名を作り、受信者が「送信者の公開鍵」で検証した。検証に成功したときに確認できることとして正しいものはどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
デジタル署名の検証の流れ を問う問題です。誰のどちらの鍵で作り、どちらの鍵で確かめるかを追いましょう。
解説
公開鍵暗号方式では、各自が対になる2つの鍵を持ちます。秘密鍵は本人だけが厳重に保管し、公開鍵は誰にでも配ります。この鍵ペアには「片方で処理したものは、もう片方でしか確かめられない」という数学的な性質があります。
デジタル署名では、送信者が自分の秘密鍵で文書(のハッシュ値)から署名を作ります。受信者は送信者の公開鍵で署名を検証します。検証に成功すれば、①署名を作れたのは秘密鍵を持つ送信者本人だけ(なりすましでない)、②文書の内容が署名時から変わっていない(改ざんされていない)、の2点が確認できます。
混同しやすいのが暗号化との使い分けです。暗号化は「受信者の公開鍵で暗号化→受信者の秘密鍵で復号」、署名は「送信者の秘密鍵で作成→送信者の公開鍵で検証」。誰の鍵か・どちらの鍵かが正反対なので、矢印付きの流れ図を自分で描いて整理するのが効果的です。
共通テストでは「誰の何鍵を使うか」の穴埋めや、検証成功で確認できる事柄の組み合わせが問われます。「署名=送信者の秘密鍵で作り、送信者の公開鍵で検証」と唱えて覚えましょう。
選択肢の確認
1.○ 秘密鍵の持ち主しか署名を作れないことが、本人性と完全性の根拠。
2.× 署名で確認できるのは送信者(作成者)の本人性。受信者側ではない。
3.× 通信経路の物理的な媒体は署名とは無関係。
4.× 圧縮の有無は署名では分からない。
ここだけは覚えよう
署名は送信者の秘密鍵で作り、送信者の公開鍵で検証 — 成功すれば本人性+完全性を確認できる。