NW-S24|情報Ⅰ 対策問題
もしDNSが世界規模で停止したら、どのような影響が起こると考えられるか。最も適当なものはどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
DNSの役割の深い理解(思考実験) を問う問題です。「止まったら何ができなくなるか」で仕組みの担当範囲が見えてきます。
解説
DNSは、人間が覚えやすいドメイン名(example.com など)と、機械が通信に使うIPアドレス(番号)を対応づける「電話帳」のような仕組みです。ブラウザにドメイン名を入力すると、まずDNSへの問い合わせ(名前解決)が行われ、得られたIPアドレス宛てに実際の通信が始まります。
ではDNSが止まったらどうなるでしょうか。名前→番号の変換ができなくなるので、ドメイン名でのアクセスは全滅します。しかし通信そのものはIPアドレスで行われており、回線やルータは無事なので、IPアドレスを直接指定すれば通信できる場合があります。
この思考実験から、「名前解決を担うのはDNS、実際の配送を担うのはIPアドレスとルータ」という役割分担が見えてきます。逆に言えば、私たちが普段ドメイン名だけで通信できているのは、裏でDNSが毎回働いているからです。
共通テストでは「DNSの説明として正しいもの」だけでなく、この問題のように「仕組みが失われたときの影響」を推論させる形でも問われます。各仕組みの担当範囲を「止めてみて考える」のは、システム理解の有効な整理法です。
選択肢の確認
1.○ 失われるのは名前解決だけ。番号(IPアドレス)での通信は可能な場合がある。
2.× DNSはインターネットの名前解決の仕組みで、電気機器一般の動作とは無関係。
3.× 物理回線はDNSとは別の設備で、切断はされない。
4.× 名前でアクセスできなくなるため、Webやメールは実質使えなくなり影響は甚大。
ここだけは覚えよう
DNS=名前と番号の変換係 — 止まると名前でのアクセスは全滅、番号での通信は生きる。