SO-K16|情報Ⅰ 対策問題
SNSなどで自分と似た意見ばかりに囲まれ、その意見が世の中の多数派だと思い込んでしまう現象を何というか。
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この問題のポイント
エコーチェンバー(同じ意見が反響し増幅される現象) を問う問題です。フィルターバブルとの区別が最頻出ポイントです。
解説
エコーチェンバーは「反響室」という意味です。音が壁に反響して大きく聞こえる部屋のように、SNSで自分と似た意見の人ばかりをフォローしてつながると、同じ意見が何度も返ってきて(反響して)、「みんなそう言っている=自分の意見が世の中の多数派だ」と思い込んでしまう現象を指します。
区別すべき用語がフィルターバブルです。こちらは、検索履歴や閲覧履歴をもとにアルゴリズムが自動的に「見たい情報」ばかりを表示し、泡に包まれたように情報が偏る現象です。見分け方は原因に注目します。人とのつながり(フォロー関係)が原因ならエコーチェンバー、アルゴリズムによる自動選別が原因ならフィルターバブルです。どちらも「気づかないうちに情報や意見が偏る」結果は同じなので、原因で判別するのがコツです。
共通テストでは、現象の説明文からどちらの用語かを選ばせる問題が定番です。対策としては、異なる立場の情報源にも意識的に触れる、フォローの偏りを自覚する、といった行動が挙げられます。この2用語は分野を代表する頻出ペアなので、必ず対で覚えましょう。
選択肢の確認
1.○ エコーチェンバー。似た意見の人に囲まれ、意見が反響・増幅される。
2.× デジタルデバイドはICTを使える人と使えない人の情報格差。
3.× シンギュラリティはAIが人間の知能を超えるとされる転換点。
4.× ブレーンストーミングは批判せず自由にアイデアを出し合う発想法。
ここだけは覚えよう
人のつながりで偏る=エコーチェンバー、アルゴリズムで偏る=フィルターバブル — 原因で見分ける。