SO-K41情報Ⅰ 対策問題

情報社会の問題解決用語

便利なアプリなどの有用なソフトウェアを装ってインストールさせ、裏で不正な動作をするマルウェアを何というか。

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この問題のポイント

トロイの木馬(有用なソフトを装うマルウェア) を問う問題です。マルウェアは「侵入のしかた」と「増えるかどうか」で分類します。

解説

トロイの木馬は、便利なアプリ・ゲーム・ツールなど「役に立つソフト」を装って利用者自身にインストールさせ、裏で不正な動作をするマルウェアです。名前の由来はギリシャ神話。贈り物の巨大な木馬の中に兵士が隠れていて、城内に運び込まれた夜に攻撃した、という故事そのままの動きをします。

侵入後の典型的な動作は、個人情報やパスワードを盗んで外部へ送る、攻撃者が遠隔操作するための裏口(バックドア)を作る、他のマルウェアを呼び込む、などです。重要な特徴は自己増殖しないこと。単独で自己増殖して広がるワーム、他のプログラムに寄生して増える狭義のウイルスとの分類上の違いがここにあります。

感染経路は、非公式ストアのアプリ、不審なメールの添付ファイル、偽の警告からダウンロードさせられるソフトなどです。「公式ストア以外からアプリを入れない」という基本対策の根拠になっています。共通テストでは「有用なソフトを装う」「自己増殖しない」というキーワードからトロイの木馬を選ばせる問題が定番なので、「偽装して侵入・増えない=トロイの木馬」「単独で増える=ワーム」の対比で確実に区別しましょう。

選択肢の確認

1.○ トロイの木馬。有用なソフトを装って侵入し、自己増殖しない。
2.× ワームは単独で自己増殖してネットワークに広がる。
3.× マクロウイルスは文書ファイルのマクロ機能を悪用するウイルス。
4.× アドウェアは広告を表示するソフト(悪質なものもある)。

ここだけは覚えよう

役立つソフトのふりをして侵入=トロイの木馬 — 自己増殖しない点でワームと区別。

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