KO5-036|公共・政治経済 対策問題
クラウドファンディングに関する記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
インターネットを通じて不特定多数の人から少額ずつ資金を集める方法で、起業や新製品開発などに活用されている
この問題のポイント
新しい資金調達手段であるクラウドファンディングの仕組みを問う。銀行融資との違いと、購入型・寄付型など複数の類型がある点が鍵。
解説
クラウドファンディングは、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた言葉で、インターネット上のプラットフォームを通じて、不特定多数の人から少額ずつ資金を集める方法である。
従来、起業したばかりの企業や個人は、実績や担保が乏しく銀行融資を受けにくかった。クラウドファンディングは、事業のアイデアや思いを直接発信して共感した人々から資金を集められるため、創業期の資金調達の新しい選択肢となっている。新製品の開発、地域おこし、災害支援など幅広い分野で活用される。
類型には、見返りを求めない寄付型、完成した商品やサービスを受け取る購入型、利子や分配金を得る融資型、株式を取得する株式投資型などがある。つまり資金提供の対価は株式に限らない。
資金が集まっても事業が実現しない可能性など、提供者側のリスクもあることに注意が必要である。
ひっかけポイント
銀行融資(間接金融)との混同や、「対価は必ず株式」という限定が誤りの型。寄付型・購入型など株式を介さない類型が広く使われている。
選択肢の確認
①「銀行が企業に対して行う融資の別名である」
❌ 誤り。
誤答理由: 銀行融資は金融機関が仲介する間接金融であり、不特定多数から直接資金を集めるクラウドファンディングとは仕組みが異なる。
②「資金を提供した人は、必ず株式を受け取る仕組みになっている」
❌ 誤り。
誤答理由: 対価は株式に限らず、見返りのない寄付型、商品を受け取る購入型、利子を得る融資型など複数の類型がある。「必ず株式」という限定が誤り。
③「個人がクラウドファンディングを利用することは法律で禁止されている」
❌ 誤り。
誤答理由: 個人の利用を禁止する法律はなく、むしろ個人や小規模事業者が資金を集めやすい手段として普及している。
④「インターネットを通じて不特定多数の人から少額ずつ資金を集める方法で、起業や新製品開発などに活用されている」
✅ 正しい。
正解。クラウドファンディングはインターネット上のプラットフォームを通じて不特定多数から少額ずつ資金を集める方法で、実績の乏しい創業期の資金調達にも活用される。
覚えるポイント
- ネットを通じ不特定多数から少額ずつ資金を調達
- 創業期の企業や個人も利用できる新しい手段
- 寄付型・購入型・融資型・株式投資型などの類型
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。