KZ-R6TB-14|公共・政治経済 対策問題
表は国連平和維持活動(PKO)の部隊派遣人数の国別ランキングを示す。表の読み取りとして最も適切なものはどれか。

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正解: 3
正解
部隊派遣人数の上位はバングラデシュやインドなど発展途上国が占めており、カナダは59人、日本は4人と主要先進国の派遣人数は少ない
この問題のポイント
PKO部隊の担い手がどの国々かをランキング表から読み取る問題。上位国の顔ぶれと先進国の順位の対比が核心。
解説
表をみると、部隊派遣人数の1位はバングラデシュの7,261人で、3位のインド5,891人、5位のパキスタン4,331人など、南アジアやアフリカの発展途上国が上位を占めている。
一方、カナダは59人で70位、日本はわずか4人で107位と、主要先進国の部隊派遣は少ない。冷戦後のPKOでは、先進国が資金や装備・輸送などの面で貢献し、要員の派遣は発展途上国が担うという役割分担の構図が定着していることが読み取れる。派遣国側には、国連からの経費償還が国の収入や軍の待遇改善につながるという事情もある。
総計は75,725人であり、1万人に満たないという読みは誤り。日本の4人は総計の0.01%程度であり、1割を超えるという読みも数値と大きく矛盾する。
日本の派遣が少人数にとどまる背景には、憲法9条の下での自衛隊の海外活動をめぐる制約がある。
ひっかけポイント
PKOの要員派遣大国=軍事大国・先進国という思い込みを突く表。上位は発展途上国、先進国は資金貢献中心という構図を押さえる。
選択肢の確認
①「部隊派遣人数の上位3か国は、いずれも欧米の先進国である」
❌ 誤り。
上位3か国はバングラデシュなど南アジア・アフリカの発展途上国であり、欧米の先進国ではない。
②「部隊派遣人数の総計は、1万人に満たない」
❌ 誤り。
総計は75,725人であり、1万人に満たないという読みは表と矛盾する。
③「部隊派遣人数の上位はバングラデシュやインドなど発展途上国が占めており、カナダは59人、日本は4人と主要先進国の派遣人数は少ない」
✅ 正しい。
正解。上位はバングラデシュ7,261人、インド5,891人など発展途上国が占め、カナダ59人・日本4人と先進国の派遣は少ない。
④「日本の部隊派遣人数は、総計の1割を超えている」
❌ 誤り。
日本の派遣は4人で、総計75,725人の0.01%程度にすぎない。
覚えるポイント
- 部隊派遣の上位はバングラデシュ・インドなど途上国
- 先進国は資金・装備面の貢献が中心
- 日本の部隊派遣は4人とごく少数
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。