PE2-A01|公共・政治経済 対策問題
国家の三要素の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
主権・領域・国民
この問題のポイント
国家の三要素を問う基本問題。「主権・領域・国民」のセットと、領域の内訳(領土・領海・領空)がわかれば即答できる。
解説
国際社会で国家として認められるための国家の三要素は、次の通りである。
- 主権:国内では最高、対外的には独立の権力。国のあり方を最終的に決定する力である
- 領域:主権の及ぶ範囲。陸地の領土、沿岸から12海里までの領海、その上空の領空からなる
- 国民:国家を構成する人々
主権という言葉には複数の意味があることにも注意したい。①国家権力そのもの(統治権)、②国内における最高性・対外的な独立性(主権国家の主権)、③国政の最終決定権(国民主権の主権)、という3つの用法が区別される。
なお、領海の外側には沿岸から200海里までの排他的経済水域が設定できるが、これは水産・鉱物資源などの経済的権利が認められる水域であり、領域そのものではない。軍隊や通貨は近代国家の多くがもつものの、国家の成立要件としての三要素には含まれない。
ひっかけポイント
三要素に軍隊・政府・通貨などを混ぜる選択肢が定番。また排他的経済水域(200海里)は領域ではない点、領海12海里との数値の区別も頻出である。
選択肢の確認
①「主権・宗教・言語」
❌ 誤り。
誤答理由: 主権には、国内の最高性のほか、対外的な独立性や国政の最終決定権という意味もあり、複数の用法で使われる。
②「領域・通貨・議会」
❌ 誤り。
誤答理由: 領域は領土・領海に加えて領空を含む。上空を除外する説明は範囲が誤っている。
③「主権・領域・国民」
✅ 正しい。
正解。国家の三要素は主権・領域・国民であり、領域は領土・領海・領空からなる。
④「領土・軍隊・政府」
❌ 誤り。
誤答理由: 軍隊や政府の形態は三要素に含まれない。領土は領域の一部にすぎず、組合せとして誤っている。
覚えるポイント
- 国家の三要素=主権・領域・国民
- 領域=領土・領海(12海里)・領空
- 排他的経済水域(200海里)は領域に含まれない
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。