PE7-048|公共・政治経済 対策問題
為替相場が1ドル=100円から1ドル=125円に変化したとき、1台2万ドルで自動車を輸出している日本企業が1台あたり受け取る円建ての金額の変化として正しいものはどれか。
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正解: 4
正解
200万円から250万円に増加する
この問題のポイント
ドル建ての輸出代金を円に換算する計算を通じて、円安が輸出企業の手取りを増やすことを数値で確認する問題。
解説
ドル建ての代金を円に換算するには、ドル額×為替相場を計算すればよい。
- 変化前: 2万ドル×100円=200万円
- 変化後: 2万ドル×125円=250万円
したがって、1台あたりの円建ての受取額は50万円増加する。
1ドル=100円から125円への変化は、1ドルを得るのに多くの円が必要になる変化、すなわち円安である。円安になると、同じドル建て価格で輸出しても円での手取りが増えるため、輸出企業には有利に働く。逆にこの企業が原材料をドル建てで輸入していれば、その支払いも増えることになる。
この計算は「円安=輸出有利」という定性的な知識を、掛け算一回で数値的に確認させる典型パターンであり、逆方向(円高で手取り減少)とセットで練習しておきたい。
ひっかけポイント
円安を円高と取り違えると「減少」の選択肢を選んでしまう。まず数値の変化から円高か円安かを判定し、次にドル額×レートを計算する二段階で解く。
選択肢の確認
①「250万円から200万円に減少する」
❌ 誤り。
誤答理由: 増減の方向が逆である。100円から125円は円安であり、ドル建て代金の円換算額は増加する。
②「200万円から160万円に減少する」
❌ 誤り。
誤答理由: 2万ドル×125円は250万円であり、160万円という計算は成り立たない。掛けるレートを誤っている。
③「200万円のまま変化しない」
❌ 誤り。
誤答理由: 為替相場が変われば同じドル額の円換算額は必ず変わる。変化しないという選択肢は換算の仕組みの理解不足を突くものである。
④「200万円から250万円に増加する」
✅ 正しい。
正解。2万ドル×100円=200万円が、2万ドル×125円=250万円になる。円安により円建ての手取りは50万円増える。
覚えるポイント
- 円換算額=ドル建て金額×為替相場
- 100円から125円への変化は円安
- 円安は輸出企業の円建て手取りを増やす
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。