PE7-049公共・政治経済 対策問題

政治・経済D 国際経済(2) 為替と国際通貨体制

為替相場が1ドル=150円から1ドル=120円に変化したとき、1バレル=50ドルの原油を輸入する場合の1バレルあたりの円建て価格の変化として正しいものはどれか。

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正解: 3

正解

7500円から6000円に下がる

この問題のポイント

ドル建ての輸入価格を円に換算する計算を通じて、円高が輸入品の円建て価格を下げることを数値で確認する問題。

解説

輸入品の円建て価格も、ドル建て価格×為替相場で計算できる。

  • 変化前: 50ドル×150円=7500円
  • 変化後: 50ドル×120円=6000円
    したがって、1バレルあたりの円建て価格は1500円下がる
    1ドル=150円から120円への変化は、少ない円で1ドルと交換できるようになる変化、すなわち円高である。円高になると、ドル建て価格が同じでも円での支払いが減るため、輸入には有利に働き、原油のようなエネルギーや原材料の輸入コストの低下は、電気料金やガソリン価格などを通じて国内物価を押し下げる方向に作用する。
    逆に円安の局面では輸入価格が上昇し、資源を輸入に頼る日本では物価上昇(輸入インフレ)の要因となる。近年の円安局面でのエネルギー・食料品の値上がりは、その具体例である。

ひっかけポイント
150円から120円は数値が減っているので円高。円高を円安と取り違えると「上がる」を選んでしまう。判定→計算の順で確実に解く。

選択肢の確認

①「7500円から9000円に上がる」
誤り。
誤答理由: 50ドル×120円は6000円であり、9000円になる計算は成り立たない。円高で価格が上がるという方向自体も誤りである。

②「7500円のまま変化しない」
誤り。
誤答理由: 為替相場が変わればドル建て価格が同じでも円建て価格は変わる。変化しないという記述は誤り。

③「7500円から6000円に下がる」
正しい。
正解。50ドル×150円=7500円が、50ドル×120円=6000円になる。円高により輸入品の円建て価格は1500円下がる。

④「6000円から7500円に上がる」
誤り。
誤答理由: 変化の方向が逆である。150円から120円は円高であり、円建ての輸入価格は下がる。

覚えるポイント

  • 輸入品の円建て価格=ドル建て価格×為替相場
  • 150円から120円への変化は円高
  • 円高は輸入価格を下げ物価を押し下げる

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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