PE9-014|公共・政治経済 対策問題
為替相場が1ドル=150円のとき、200ドルの商品を輸入する場合の円建ての支払額として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
3万円
この問題のポイント
為替レートを使った通貨の換算計算を問う。外貨額×レート=円額という掛け算の向きを正しく使えるかが核心。
解説
為替換算の基本は次の2つの式である。
- 円額=ドル額×為替レート(1ドルあたりの円)
- ドル額=円額÷為替レート
本問は200ドル×150円=3万円である。割り算をしてしまうと200÷150で約1.3ドル分にしかならず、明らかにおかしい。単位を意識して「ドルに1ドルあたりの円を掛ければ円になる」と確認するのが確実である。
この計算はレートの変化と組み合わせて出題される。同じ200ドルの商品でも、 - 1ドル=100円なら2万円
- 1ドル=150円なら3万円
となり、円安になるほど輸入品の円建て価格は上がることが計算で確かめられる。逆に日本から2万円の商品を輸出する場合のドル建て価格は、1ドル=100円で200ドル、150円で約133ドルとなり、円安が輸出品の現地価格を下げて競争力を高めることも分かる。
ひっかけポイント
掛け算と割り算の取り違えが典型ミス。単位(ドル×円/ドル=円)を確認すれば防げる。レート変化前後の比較問題への応用も頻出。
選択肢の確認
①「3万円」
✅ 正しい。
正解。円額=ドル額×為替レートなので、200ドル×150円=3万円となる。
②「1万3000円余り」
❌ 誤り。
誤答理由: 200÷150の割り算をした値に近く、掛け算と割り算を取り違えている。ドル額に1ドルあたりの円を掛ければ円額になる。
③「35万円」
❌ 誤り。
誤答理由: 35万円になる計算根拠はなく、200×150=30000円である。桁の取り違えに注意。
④「7500円」
❌ 誤り。
誤答理由: 7500円は200×150ではなく別の誤計算であり、正しくは3万円である。
覚えるポイント
- 円額=ドル額×レート、ドル額=円額÷レート
- 200ドル×150円=3万円
- 円安ほど輸入品の円建て価格は上昇する
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。