PE8-044|公共・政治経済 対策問題
日本の総人口の推移についての説明として正しいものはどれか。
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正解: 3
正解
2008年頃の約1億2800万人をピークに減少に転じ、現在は毎年数十万人規模で減少している
この問題のポイント
人口のピーク(2008年・約1億2800万人)と減少局面入りという基本的事実を問う統計問題。
解説
日本の総人口は、戦後一貫して増加を続け、2008年に約1億2800万人のピークに達した。その後は減少局面に入り、現在は約1億2300万人まで減っている。出生数(70万人台)が死亡数(150万人超)を大きく下回る自然減が年間80万人規模に達しており、県が一つ消えるほどの人口が毎年失われている計算になる。
国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2056年頃に1億人を下回り、2070年には約8700万人まで減少する見通しである。また総人口に占める外国人の割合は上昇を続けると見込まれている。
人口減少は、労働力の不足、国内市場の縮小、社会保障の支え手の減少、地方の過疎化と自治体の担い手不足など、経済社会のあらゆる面に影響を与える。人口オーナス(人口構成が経済の重荷になる状態)という言葉とともに、諸課題の前提となる最重要の統計的事実である。
ひっかけポイント
ピークは2008年頃で、現在は減少中。「まだ増えている」「もう1億人未満」はどちらも誤り。将来推計(2070年約8700万人)と現状を混同しない。
選択肢の確認
①「人口減少は始まっているが、外国人を含めた総人口は増えている」
❌ 誤り。
外国人を含めた総人口でも減少が続いている。外国人の増加は減少を一部緩和しているにすぎない。
②「総人口は既に1億人を下回っている」
❌ 誤り。
現在の総人口は約1億2300万人であり、1億人を下回るのは2050年代と推計されている。
③「2008年頃の約1億2800万人をピークに減少に転じ、現在は毎年数十万人規模で減少している」
✅ 正しい。
正解。日本の総人口は2008年頃の約1億2800万人をピークに減少に転じ、現在は年間数十万人規模の自然減が続いている。
④「日本の総人口は現在も一貫して増加を続けている」
❌ 誤り。
総人口は2008年をピークに減少しており、増加を続けているのは誤り。
覚えるポイント
- 総人口は2008年の約1億2800万人がピーク
- 現在は約1億2300万人、年間数十万人規模の自然減
- 2070年には約8700万人と推計
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。