PE9-027公共・政治経済 対策問題

政治・経済A 現代日本の政治(4) 選挙・政党・世論

1993年に成立した細川護熙内閣についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 1

正解

非自民8党派の連立政権として成立し、55年体制を崩壊させ、翌年に小選挙区比例代表並立制の導入を実現した

この問題のポイント

55年体制崩壊の画期である細川内閣の性格と業績を問う。非自民連立という枠組みと政治改革四法の成立が核心。

解説

1980年代末から、リクルート事件などの政治とカネの問題で政治不信が高まり、政治改革が最大の争点となった。
1993年、政治改革をめぐって自民党が分裂し、衆院選で過半数を失うと、日本新党の細川護熙を首相とする非自民・非共産8党派の連立政権が誕生した。これにより、1955年以来38年続いた55年体制が崩壊した。
細川内閣は1994年、政治改革四法を成立させ、衆議院の選挙制度を中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に改めるとともに、政党助成制度や政治資金規制の強化を導入した。
その後、政権は短命に終わり、1994年には自民党・社会党・新党さきがけによる村山富市内閣(自社さ連立)が成立し、自民党は政権に復帰した。連立の組み替えが常態化する時代の始まりである。

ひっかけポイント
細川内閣を単独政権とする誤答、選挙制度改革の方向(中選挙区へ戻したとする)の逆転が定番。並立制導入は1994年である。

選択肢の確認

①「非自民8党派の連立政権として成立し、55年体制を崩壊させ、翌年に小選挙区比例代表並立制の導入を実現した」
正しい。
正解。1993年、自民党分裂後の総選挙を受けて日本新党の細川護熙を首相とする非自民・非共産8党派連立政権が成立して55年体制が崩壊し、1994年に政治改革四法で小選挙区比例代表並立制が導入された。

②「自民党単独政権として成立し、中選挙区制を復活させた」
誤り。
誤答理由: 細川内閣は自民党を政権から退けた非自民連立政権であり、選挙制度も中選挙区制から並立制へ改めた。内容が二重に逆である。

③「日本社会党の単独政権として成立した」
誤り。
誤答理由: 社会党は連立に参加した一党にすぎず、細川内閣は日本新党など8党派の連立政権である。社会党単独政権ではない。

④「衆議院を解散せずに10年間政権を維持した」
誤り。
誤答理由: 細川内閣は1年足らずの短命政権であり、10年間の政権維持という記述は事実と異なる。

覚えるポイント

  • 1993年細川内閣は非自民8党派連立
  • 55年体制が38年で崩壊
  • 1994年政治改革四法で小選挙区比例代表並立制導入

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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