RS-A1-01|歴史総合・世界史探究 対策問題
身の回りの事象から歴史を考える「歴史と私たち」の学習として、最も適切なものはどれか。
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正解: 4
正解
衣食住や交通・通信などの身近な事象をたどり、近代化との関わりを考える
この問題のポイント
歴史総合の導入「歴史と私たち」の学び方を問う問題。身近な事象から近代化との関わりを考えるという科目の基本姿勢を選ぶ。
解説
歴史総合は、18世紀以降の近現代史を、日本と世界を結び付けて学ぶ科目である。その入口となる「歴史の扉」では、身の回りの事象から歴史への問いを立てる。
たとえば、なぜ1週間は7日なのか、制服や時間割はいつ始まったのか、米食や洋服はどう広まったのか。衣食住・交通・通信・学校などの身近な題材をさかのぼると、必ず近代化の歴史(工業化・国民国家の形成・世界の一体化)に行き着く。
この科目で大切な姿勢は3つある。
- 日本と世界を切り離さずに考える
- 年号暗記ではなく問いと資料から考える
- 文字だけでなく絵画・写真・統計・地図など多様な資料を使う
選択肢の「暗記だけ」「日本だけ」「文字史料だけ」は、いずれもこの姿勢の正反対である。
ひっかけポイント
「〜だけ」「一切〜ない」という限定・全否定の選択肢は、歴史総合の理念と正反対で誤りのサイン。科目の性格を問う問題は消去法が最も確実。
選択肢の確認
①「日本国内の出来事だけを取り上げ、世界とのつながりは扱わない」
❌ 誤り。
歴史総合は日本と世界の相互関係を扱う科目であり、日本国内だけに範囲を限定しない。開国や産業化なども国際的な動きと関連付けて考える。
②「文字史料以外の資料は歴史の証拠として用いない」
❌ 誤り。
文字史料だけでなく、写真・絵画・統計・地図・遺物なども歴史資料になる。資料の種類に応じて作成背景や限界を検討することが必要である。
③「年号を古い順に暗記することだけを目的とする」
❌ 誤り。
年号の整理は基礎作業の一つだが、この学習は暗記だけを目的としない。身近な事象を資料から調べ、近現代の変化との関係を考察する。
④「衣食住や交通・通信などの身近な事象をたどり、近代化との関わりを考える」
✅ 正しい。
衣食住や交通・通信の変化は、自分たちの生活と近代化を結び付ける具体的な手掛かりになる。「歴史と私たち」が重視する探究の進め方に合う。
覚えるポイント
- 歴史総合は近現代の日本と世界を結んで学ぶ
- 身近な事象から近代化への問いを立てる
- 多様な資料(図像・統計・地図など)を活用する
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。