RS3-002歴史総合・世界史探究 対策問題

歴史総合A 歴史の扉(1) 歴史と私たち

1872年に開業した日本最初の鉄道が結んだ区間はどれか。

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正解: 2

正解

新橋・横浜間

この問題のポイント

日本最初の鉄道(1872年)の区間=新橋・横浜間を問う。開港場と首都を結ぶという立地の意味まで理解しておきたい。

解説

明治政府は殖産興業政策の柱として鉄道建設を進め、1872(明治5)年、新橋(東京)・横浜間約29キロに日本最初の鉄道が開業した。
建設資金はイギリスからの外債で調達し、技術者もイギリスから招いた。区間の選定には明確な意味がある。横浜は開港場であり、貿易の玄関口と首都東京を結ぶことが最優先されたのである。ここに、貿易を軸とする世界経済との結び付きが近代化を方向づけたことが表れている。
鉄道網はその後、1874年に大阪・神戸間が開業し、1889年には東海道線が全通して、人と物資の移動を一変させた。また定刻で発着する鉄道は、太陽暦とともに人々に近代的な時間規律を根づかせる役割も果たした。

ひっかけポイント
東海道線全通(1889年・東京〜神戸)との混同が定番。「最初の鉄道=新橋・横浜(1872年)」と「幹線の完成=1889年」を区別すること。

選択肢の確認

①「神戸・下関間」
誤り。
神戸・下関間の山陽方面の鉄道整備は明治中後期に進んだ。1872年開業区間は新橋・横浜間である。

②「新橋・横浜間」
正しい。
日本最初の鉄道は1872年に新橋・横浜間で開業し、東京と主要開港場を結んだ。殖産興業と交通近代化を象徴する。

③「東京・大阪間」
誤り。
東京・大阪間の東海道線全通は1889年で、1872年の最初の区間ではない。距離も大幅に長い。

④「上野・青森間」
誤り。
上野から青森へ至る路線は日本鉄道などにより1880〜90年代に段階的に整備された。最初の鉄道区間ではない。

覚えるポイント

  • 日本最初の鉄道は1872年、新橋・横浜間
  • イギリスの資金・技術で建設、横浜は開港場
  • 東海道線の全通は1889年

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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